新時代の到来を予感させた「モデルS」
「モデルS」。10年以上も前に登場したモデルにもかかわらず、半自動運転などの先進的技術は今も色あせない。
同社初のセダンが2012年に登場したモデルSだ。メルセデス・ベンツでいえば現行型Eクラスほどのサイズで、日本でも2013年から販売が開始された。
飛行機の操縦桿のようなステアリングは今見ても斬新。
中央にドンと置かれた大きなディスプレイ以外は何もないようなインテリアデザインは、当時“新しい時代が始まった”感があった。
その証拠に、10年以上経った今では、同様のディスプレイ中心主義インテリアが他社にも採用されるようになっている。
17インチタッチスクリーンは左右に傾けることができる。
現在日本では、最大航続距離634kmのモデルSと、0-100km/h加速2.1秒というスーパーカーなみのパフォーマンス(最大航続距離は600km)を誇るモデルSプラッドの2タイプが選べる。いずれも4WDだ。
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