OCEANS

SHARE

  1. トップ
  2. ファッション
  3. 種さん的“カッコいい男”を迎えてデニムトーク!!「アパレル出身の人間にはない発想が面白い」

2024.10.19

ファッション

種さん的“カッコいい男”を迎えてデニムトーク!!「アパレル出身の人間にはない発想が面白い」

[左] GREENING CEO 関口正人さん。デニムジャケット=リーバイス(古着) Tシャツ=アークテリクス パンツ=ヴェイランス 靴=チャーチ [右]フリープランナー 種市 暁さん。デニム=リーバイス(古着) ニット=ウールラボ 靴=ミュウミュウ サングラス ハラダマニア × 金子眼鏡

[左]GREENING CEO 関口正人さん。デニムジャケット=リーバイス(古着) Tシャツ=アークテリクス パンツ=ヴェイランス 靴=チャーチ [右]フリープランナー 種市 暁さん。デニム=リーバイス(古着) ニット=ウールラボ 靴=ミュウミュウ サングラス ハラダマニア × 金子眼鏡


▶︎すべての写真を見る
オーシャンズ的“カッコいい男”の代表格である種市 暁さん。では種さんが思う“カッコいい男”とは?

20年来のサーフ仲間で、種さんが「発想が面白い」と感服する関口正人さんをお迎えし、デニムについて語ってもらった。


種市 関口くんは服に限らず、必ず“いいモノ”を選ぶ。嗅覚が良くて、デニムはヴィンテージを着ているイメージ。いつから好きなの?

仕事着としても頼るヴェイランスの高機能スラックスを、ヴィンテージの 「557」 とミックスした関口さん。上下で異なるテイストが、シンプルな装いに新鮮味を与える。Gジャンの足元は革靴でお行儀良く、がマイルール。

仕事着としても頼るヴェイランスの高機能スラックスを、ヴィンテージの「557」とミックスした関口さん。上下で異なるテイストが、シンプルな装いに新鮮味を与える。Gジャンの足元は革靴でお行儀良く、がマイルール。


関口 若い頃にブームは通ったけれど、改めてその良さに気付いたのは最近だよ。

きっかけは、原宿で見たカナダ人。ヴェイランスのテックな若草色のパンツにリーバイスのサードを合わせていて、悔しいほど格好良かった。すぐ声をかけたけど、プロのロッククライマーだったね。

種市 その素直さ、行動力がすごい。 種市さんは全身の色数を抑えたミニマルなワンツーコーデ。選んだデニムは、いわゆるヴィンテージではなく“レギュラー”と呼ばれる比較的新しい時代に作られたウエスト42インチ。  短めのレングスが軽やかな秋の装いにマッチする。

種市さんは全身の色数を抑えたミニマルなワンツーコーデ。選んだデニムは、いわゆるヴィンテージではなく“レギュラー”と呼ばれる比較的新しい時代に作られたウエスト42インチ。短めのレングスが軽やかな秋の装いにマッチする。


関口 もともと趣味のスノボ用としてヴェイランスを愛用していたけれど、彼のような着こなしは自分の発想になかった。でも、ハイテクとヘリテージを混ぜる素晴らしさって、自分の建築の仕事にも通じる。

いくらグローバルデザインが洗練されても、古いものには真似できない価値があるから。

種市 その辺の、アパレル出身の人間にはない発想が面白い。着こなしも関口くん自身のキャラが立っているから、服に負けていない。いい刺激を受けるし、実は僕も参考にしています!
種市 暁さん●1972年生まれ。ビームス勤務を経て独立後、プランナーとして幅広く活躍。アパレルを軸としつつ、旅や食などジャンルレスな仕掛けに注目が集まる。趣味はサーフィンで、関口さんとは20年来のサーフ仲間。連載「種カジのタネあかし」も要チェック!taneichiakira
関口正人さん●1972年生まれ。複数の企業で都市開発に携わる。2008年に起業し、商業施設の運営にも従事。現在は日本の文化的な風景の創造を目指すGREENINGにてCEOを務める。自然と動物を愛するアクティブ派。masatosekiguchi

OCEANS11月号「NEWSなデニム」から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック


山本 大=写真 増山直樹=編集・文

SHARE

次の記事を読み込んでいます。