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美しい、だけではないのがJ.ラベラック・アストン・マーティン.1Rの凄いところ。チタンラグとカーボンファイバーの融合だけでもかなりの職人技なのに、完全ビスポークなのだ。

この自転車を注文しようとディーラーへ訪れると、場合によってはJ.ラベラック社の創設者自らが、顧客のための正確なフィッティングを行ってくれるという。 

見た目も美しいブレーキはF1のエンジニアによって容赦なくテストされるという。

見た目も美しいブレーキはF1のエンジニアによって容赦なくテストされるという。


例えばフレーム角度やハンドルバーの幅、クランクの寸法までマイクロミリメートルの精度で指定が可能。もちろん各部のカラーを自由に指定できるのは言うまでもなく、愛車とペアで仕立てることも可能だ。



という具合に、スーパーカーメーカーが本気で作る自転車は、まるで工芸品。価格はマクラーレン・スポーツが7950ドル(約113万円)から、J.ラベラック・アストン・マーティン.1Rはオーダーした人のみが知る仕組みだ。

究極のパワーか。至高の美しさか。どちらにせよ、手に入れたあかつきには価格なんて気にせず思いっきりペダルを踏み込んでその乗り味を味わいたい。

籠島康弘=文

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