アストン・マーティンが作りあげた至高の美しいロードバイク
「J.ラベラック・アストン・マーティン.1R」。12速の変速キットはシマノ製を含め3種類から選択可能。
一方、アストンマーティン製の自転車は、写真を見ればすぐ分かるように、美しい。
しかし、見れば見るほど、普通の自転車と何かが違うと気づくだろう。まずケーブルやホースが見当たらない。さらに、各部位を繋ぐはずのボルト類がない。同社は「ボルトが見えないデザインを生み出した」という。
自転車を設計したのは、アストン・マーティンのマシンを手掛けるデザイナーたち。ただし、強力なパートナーとタッグを組んだ。
同じイギリスに居を構えるチタンバイクのスペシャリスト、J.ラベラック社だ。両社によって生まれたこの美しいバイクは「J.ラベラック・アストン・マーティン.1R」と名付けられた。
40ミクロン(1mmの1000分の1が1ミクロン)という超極薄なアストンマーティンやJ.ラベラックのステンレス製バッジが、ラッカーの下に備わる。
こちらもF1マシンのノウハウを用いて製作したカーボンファイバー製チューブを、チタンのラグ(つなぎ目)とシームレスに接合。ラグとチューブの“融合”によって、比類のない美しい自転車を完成させたのだ。
ブレーキホースを完全に隠したハンドルバー。
5/5