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日本のスーパーで考えられないのは、レジ!

日本のスーパーに初めて入って現在も驚きが消えないのは、日本のパッケージや商品のサイズの小ささ! これが本当にありがたい。海外のスーパーではデカいサイズが多くて買うのをやめてしまうこともある。

小さなサイズのメリットは「持ち歩きやすい」「ポケットにも入る」「食べきってもカロリーのコントロールができる」「シェアしやすい」などだ。それに、開きやすく閉めやすいものも多くて、これに慣れたら一時帰国のときに不便に感じる。パッケージの作りにまでこだわっているなんて、さすが日本。



そして、いちばん考えられない光景はレジにある。イタリアに限らず、海外の多くの国ではレジの店員さんは座ったまま作業している。

一方、日本では店員さんがずっと立ちっぱなしで、見るたびに「座ってくださいね」「休んでね」という気持ちになる。そして、イタリアで見たことがないのは、店員さんがレジで丁寧にカゴや買い物袋にまとめてくれている光景だ。

イタリアのスーパーでは、バーコードを読み取りレールで流れてきた商品を自分で詰めるし、店員さんはレジに通すのが早過ぎて変なプレッシャーを感じてしまう。並んでいるお客さんもいて、詰めても詰めても商品が流れてくるから汗が止まらない。そのあと支払わないといけないから、早くしないとだんだん行列が長くなってしまう。日本ではゆっくりできるから天国なのだ!

たったひとつの場所からこんなにお国柄を感じられる場所は、なかなかない。海外旅行に行くならまず調べるのは、スーパーだろう。

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マッシ=写真・文 池田裕美=編集

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