タトゥーも車も自分のカルチャーを“再現”するもの
タトゥーアーティストとして20年以上のキャリアを持ち、不動の地位を確立してもなお、SNSを通じて精力的にファッションやライフスタイルを発信し続ける彫だいさん。彼のポジティブさと行動力が周りを巻き込み、気が付けば新しいコミュニティやカルチャーが作られていく。
「自分のカルチャーが再現できるものが好きなんです。あくまでメインは僕。僕のオプションとしてタトゥーがあったり、ファッションがあったり、もちろん車もそのうちのひとつだったり」。
彫だいさんは「自分がやっていて一番楽しいし、カッコいい」という現代和彫りを専門としているが、自身の体に刻まれているのは“アメリカンニュースクール”という1990年代に流行ったスタイル。時代は違えど、タトゥーもこの車も激動の時代を経て生まれ、新しい流れを作ったという共通点があるのかもしれない。
SNSにも度々登場する妻のさやかさん、息子のりゅうたろうさんと。
「ただ楽しそうと思ったことをやっているだけ。やりたいことをずっとやり続けるために健康で長生きする。そうすれば夢は定期的にずっと叶うから」。
そんな彫だいさんの尽きない夢をのせた愛車は、これからさらなる深みを増していくに違いない。