レース関連以外でも閲覧数が伸びたのは、「プロのレーシングチームがミニ四駆に挑戦する」というもの。さまざまなタイヤを試すなど、本気のタイムアタックが評判を呼んだ。
写真中央がセルブスジャパン代表で、「TGM Grand Prix」の代表も務める池田さん。
そんな看板娘を推薦してくれたのは、同社取締役でエンジニアチーフの星 学文さん。
「広報としてファンの方々に喜んでもらえるようなコンテンツをハイペースで発信してくれていますね。さらに、ミニ四駆企画もそうですが、レースファン以外にも届くような工夫も素晴らしい。さらに、自身がレーサーなのでドライバーの視点を織り込んだ注釈などを入れられるというのも彼女にしかできないことです」。
上のYouTube映像にもエンジニアチームとして出演している星さん(右端)。
ん? 「自身もレーサー」とは? 聞けば、実紅さんは広報の仕事をこなしながら週末は個人としてレースに出場しているというのだ。
「レーシングドライバーは15歳で家を出たときから憧れていた職業。以前と比べれば女性レーサーの数も少しずつ増えてきました。2017年に女性限定のレース、『KYOJO(競争女子)』が創設された影響も大きいですね」。
今年7月に富士スピードウェイで開催された「GR86/BRZ CUP」ではクラブマンクラスに出場。前日の公式セッションでは4位だったが、本番では天候や路面コンディションに振り回されて16位と悔しい結果に。
トヨタのGR86とスバルのBRZという市販車を使用したレース。
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