OCEANS

SHARE

ハノイで”安ウマグルメ”ならベトナム版つけ麺とプリン

ベトナムの首都ハノイは安ウマグルメの宝庫。絶対に食べて欲しいグルメは「ブンチャー」です。

ベトナム料理で麺と聞くと「フォー」を思い浮かべる方が多いと思いますが、僕は圧倒的にブンチャー派。ブンチャーとはハノイ発祥のベトナム風のつけ麺で、米粉の麺(ブン)に、炭火で焼いた豚や肉団子、お店によっては揚げ春巻きなどがトッピングされていて、それを甘酸っぱいつけ汁につけて食べる、一度食べたらやみつきになること間違いなしの料理です。

ベトナム版つけ麺「ブンチャー」は野菜もたっぷり摂れる「コンボオバマ」で。

ベトナム版つけ麺「ブンチャー」は野菜もたっぷり摂れる「コンボオバマ」で。


ブンチャーを食べるなら、あの元アメリカ大統領・オバマ氏も訪れたお店、「フオンリエン(Huong Lien)」が定番。

オバマ氏が注文したものと同じセットが楽しめる”コンボ オバマ”は、ブンチャーに海鮮揚げ春巻きとハノイビールがついてきて、12万ドン(約700円)。ブンチャー単品であれば、5万ドン(約290円)で楽しめます。

ハノイへ行くなら、もうひとつ楽しんでもらいたいのがプリン。そう、あのプリンです。なぜプリンかというと、ハノイの旧市街のHang Than通りは通称”プリン通り”とも呼ばれる場所で、その理由はふたつの超人気プリン店があるから。そのひとつが「ドンホア(Dương Hoa)」、もうひとつが「ミンシー(Minci)」です。

「ドンホア」のローカルスタイルがたまらない

「ドンホア」のローカルスタイルがたまらない


どちらもシンプルで素朴なカスタードプリンなのですが、1個じゃ物足りないほど軽くて美味しい! しかもいずれのお店も、いちばんオーソドックスなカスタードプリン(ベトナム語だと Caramen)が8千ドン。日本円でなんと約47円。

どちらのお店のプリンも美味しいのですが、「ドンホア」は店内にテーブルはなく、お風呂の椅子のようなプラスチック製の低い椅子に座って食べるスタイルで、ローカル感満載。このふたつのお店は50mほどしか離れていないので、ふたつ味わって食べ比べをするのがベストです。



ほかにも定番のフォーをはじめ、ハノイには安くてお得なベトナム料理のお店がたくさんあるので、食べ歩きしてご自分のお気に入りを見つけてください!

穴場リゾート、ベトナムのハワイ“フーコック島”がアツい

もう一つ、ベトナム国内でも注目の旅先は、ベトナムのハワイと呼ばれるリゾートアイランド「フーコック島」。ベトナム南部、カンボジアの沖合に位置し、世界の有名高級リゾートホテルの建設ラッシュが数年前から続いており、世界から注目を集める穴場リゾートです。

ラグジュアリーホテルは、JWマリオットやインターコンチネンタル、シェラトンに加えて、22年にリージェント、23年にはヒルトン系のラ・フェスタが開業。さらには27年にはオークラ、28年にはフーコック島とケーブルカーで繋がるホントム島にリッツカールトンの最上級ブランドのリッツカールトン・リザーブも開業を予定しています。

フーコック島をオススメするのは、こうした高級リゾートも比較的お得に泊まれるからです。まだまだ物価が高くないベトナムなので、高級リゾートホテルの価格もほかの国のリゾートと比べると比較的お得!

JWマリオットフーコックのロビー

JWマリオットフーコックのロビー


僕は2022年にJWマリオット・フーコックに泊まりました。架空の19世紀のフランス系大学「ラマルク大学」をモチーフにした、ラグジュアリーさの中にも遊び心が散りばめられたホテルでした。

カートで移動するほどの広大な敷地の中にビーチ、プール、レストラン、スパなど、リゾートに必要なものはすべて完備されているので、ホテルにおこもりステイだけを目的に行く価値もアリ。リゾート内が充実していると子連れなど家族旅行でも安心ですね。



フーコック島へは日本からの直行便がないため、ハノイやホーチミン、タイのバンコクなどを経由する必要がありますが、それでも乗り継ぎ時間込みで最短9時間強で行けます。乗り継ぎ時間が長めのフライトをあえて選んで、ハノイやホーチミンもついでに楽しむのもいいですね。

あなたなら、安ウマグルメ旅と贅沢リゾート旅、どちらを選びますか? いずれにしても、お得に楽しめるベトナムは今行くべき海外の旅先です。

それでは皆さま、良い週末を! Have a nice flight!

▶︎東松さんのインスタグラムはこちら!

※レートや現地価格は旅行当時のものです。

東松寛文=文・写真 池田裕美=編集

SHARE

次の記事を読み込んでいます。