「週末だけでも世界一周!」とは…… 海外旅行のハードルが高い円安・物価高の昨今。そんなご時世でも週末をフル活用して世界を旅するのが、リーマントラベラーの東松さんだ。
前回のハワイ旅行に続き、今回の旅先は渡航費&物価が安く、かつご飯も美味しいベトナム。東松さんに、コスパ良く旅を楽しむコツを教えてもらおう。
【写真10点】「物価安で激ウマローカルグルメが楽しめるベトナム」の詳細を写真でチェック 案内人はこの方! 東松寛文●1987年岐阜県生まれ。平日は広告代理店で働く傍ら、週末で世界中を旅する"リーマントラベラー"。社会人3年目に旅に目覚め、10年間で80カ国181都市に渡航。2016年、3カ月で5大陸18カ国を制覇し、世界一周を達成。"週末海外"のスペシャリストとして『地球の歩き方』から旅のプロに選ばれる。以降、テレビ東京『ガイアの夜明け』、日本テレビ『ZIP!』などTV・新聞・雑誌といったメディア出演・執筆多数。全国各地で講演も実施。
こんにちは! リーマントラベラーの東松寛文です。
円安や各国の物価高にも負けずに海外へ行きたい……そんな方に向けて、お得に賢く海外旅行を楽しむテクニックを紹介してまいりましたが、今回お伝えしたいのは“そもそもお得に行ける国から旅先を選ぼう”ということです。
通貨安は日本円だけではない! 旅行者数が増加した国は……
最近少し落ち着いたとはいえ、日本では今、歴史的な円安が問題になっています。しかし自国の通貨安となっている国は、日本だけではありません。
例えば、トルコ。トルコの自国通貨「リラ」も米ドルに対して過去最低の水準を記録しており、自国通貨安が続いております。それに伴い、トルコも日本同様に多くの外国人が旅行で訪れており、24年1〜5月の外国からの旅行者数は、23年の同時期と比較して12%以上増えているそう。
ほかにも、インドネシアやエジプトなど、世界を見てみるとそのような国もあるので、通貨安の国を狙って旅するのもオススメです。
エジプトの世界遺産、ギザの大ピラミッドにて
また、各国の物価高も旅を躊躇するひとつの理由になっていると思います。直近でハワイを旅したときは、円安と物価高のダブルパンチで、朝食が家族3人で1万円超えたことも……。ですが、世界には物価高になっていない国もあるので、そんな国を狙えば、お得な海外旅行を実現可能です。
フィリピンのビーチリゾートやマレーシア、先述したインドネシアなどは、まだまだ物価が安いのでお得な旅ができますよ。
物価高の影響が少ない国の中で、僕がオススメしたいのは、安うまグルメ旅も、贅沢リゾート旅も、どちらも実現できるベトナムです。
ベトナム国内は日本に比べるとそもそも物価が安いのですが、ほかの国よりも推したい理由としては、ご飯の美味しさに加え、航空券の料金も安くお手頃に行けることです。
日本からは成田、関空、中部、福岡空港からハノイへのLCCのベトジェットが就航しており、お得な金額で行くことが可能。航空券代を抑えて、現地でお腹いっぱいになるまで食べ歩きましょう!
日本から5時間半で行けるベトナムへGO!
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