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ナイキ エア マックス 97の特徴

アッパー



エアマックスシリーズのアーカイブを紐解くと、ナイキ エア マックス 97のデザインの独自性はいっそう際立って見える。

流れるような流線型のオーバーレイは独特で、その姿に、日本の新幹線がインスピレーションの源という話もあながち間違いではないと思えてしまう。

ただ事実は少々異なり、デザインを担当したクリスチャン・トレッサー曰く「デザインの着想は自然」とのこと。水滴が落ちたときにできる池の波紋がデザインソースとなっているという。

ミッドソール



ナイキ エア マックス 97を見て感じるのは、先進性やメカニカル感だ。

その要因のひとつに独特なオーバーレイや、デザイナーが愛するマウンテンバイクのシルバーパーツから着想を得たリフレクティブ素材のパイピングが挙げられる。

そして、ビジブルエアをフルレングスに搭載した初めてのモデルであることも忘れてはならない。ミッドソールに施した大胆不敵なデザインアプローチこそ、本作をレジェンドモデルたらしめる要因である。

アウトソール



フルレングスのビジブルエアからも推察できるように、クッショニングサポートは非常に高水準で、足に優しい履き心地がランニングはもちろん街歩きにもちょうどいい。その快適さをサポートしているのがアウトソールだ。

ランニングシューズとして世に送り出されたモデルだけに、つま先側とヒール側でトレッドパターンを変えグリップ力と推進力を向上。耐久性も十分で、抜群の安定感を誇る。


3/4

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