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2024.09.16

ファッション

「ナイキ エア マックス 97」なぜレジェンドモデルとなったのか? その歴史と人気のワケを解説


ナイキ エア マックス 97とは

ナイキのストーリーは、とある2人の男の出会いから始まる。共同創業者のフィル・ナイトとビル・バウワーマンだ。

彼らは1964年、前身となるブルーリボンスポーツ社を設立。日本製シューズなどの販売を開始する。

かねてよりビル・バウワーマンは、重い革と金具で構成されていたこれまでのランニングシューズに不満を感じていた。そして、1971年にあるアイデアを考案する。

彼が生み出した、ワッフルメーカーのような形状のソールは好評を博しすぐさまシーンへ浸透。以降、ナイキの名の下に革新的イノベーションが次々と発表されていくことになる。

【写真9点】「ナイキ エア マックス 97」を写真でチェック


その革新のひとつが、マリオン・フランクリン・ルーディが考案したエアバッグ技術だ。

彼はそのアイデアをさまざまなシューズ会社に売り込むも、思ったような成果を得られなかった。そう、1社を除いては。そこに可能性を見出したのがフィル・ナイト率いるナイキである。

その目論みは見事に的中し、その後、変化を求める時代性も追い風となり、エアを可視化するデザインを1987年に発表した。エアマックス(AIR MAX)シリーズの誕生だ。

その後、多くのバージョンが作られ、1997年には「ナイキ エア マックス 97」をリリース。20年以上が経過した今も、年齢を問わず多くの人々から愛されている。


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