来日情報をキャッチしたときには、もうライブチケットが完売。というのはよくある話。だから日頃からアンテナを張っておくことが肝心だが、最近は輸入車もしかり。
未だに半導体不足等で納車遅れが頻繁なため、ニューモデル情報を見逃していると、気づいたときにはなかなか手に入らないなんてことも。
そこで今回は見逃し厳禁な、プジョーとBMWの人気車種の最新フルモデルチェンジ情報をお届けしよう。
【写真13点】「完売警報のプジョー&BMWの新型車」を写真でチェック インテリアの先進性も見所なコンパクトSUV「E-3008」
プジョー「E-3008」。同社の「408」のようなクーペ風フォルムだが、408より短く(全長約4.5m)幅広で(全幅約1.9m)、車高は高い(約1.6m)。
まずは日本で乗りやすいサイズのSUV、プジョー「3008」。現在日本のショールームに並んでいるのは2017年に日本デビューした2代目だが、ヨーロッパでは既に3代目が登場している。
3月には本国フランスで、5月からはヨーロッパ市場でも販売が開始され、目標を上回るペースで売れているらしい。
BEV、ハイブリッド関係なく、トランク容量は520Lと現行型とほぼ同じ。
3代目の車名は、正確には「E-3008」という。頭のEは電動化を示すのだが、BEV(電気自動車)だけではなく、マーケットに応じてハイブリッドモデルも販売されている。
事実2カ月間で販売された3/4はハイブリッド&プラグインハイブリッドモデルだという。
フランスで販売されているのは、現時点では満充電で525km走るBEVと、1.6Lターボ+モーターで最大87kmをモーターだけで走れるプラグインハイブリッド、1.2Lターボ+モーターのマイルドハイブリッド。
今後は680km走れるBEVと、2モーターの4WD仕様BEVが追加される予定だ。
21インチディスプレイはダッシュボードに浮かんで見えるように備わる。
よりスタイリッシュになったエクステリアも見逃せないが、湾曲した21インチの大型ディスプレイをはじめ、先進的なインテリアがE-3008の魅力のひとつだろう。
シフトレバーはなく、ステアリング右側のダッシュボードにトグル式ギアシフトスイッチが備わる。ステアリングはコンパクトな2本スポークタイプが採用されている。
シフトレバーがなく、すっきりとしたセンターコンソール。
半自動運転を含む先進運転支援機能や、音声だけでエアコン等を操作できる機能など快適装備も充実。
果たして日本仕様はどのパワートレインが選ばれるのか。上陸前にぜひチェックしておきたい。
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