ピザとキャンプは相性がいいかもしれない。好みの具材を生地に載せて焼くだけだし、片手にピザを、もう一方でグラスを持って食べられるから、仲間との会話も弾みやすい。
「だからピザ窯をSUVのラゲッジに備え付けませんか」と提案したのがレクサスだ。
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すべての写真を見る 史上初!? 本格釜焼きピザが作れるレクサス
レクサス「モノグラムGX」のテールゲートを開けると正面にモノグラム社のピザ窯が備えられている。
こちらは、高級家電ブランド「モノグラム(Monogram)」と手掛けたコンセプトカー「モノグラムGX」。
観音開きに変更されたバックドアを開けると、30インチのピザ窯がドーンと目の前に現れる。組み込まれているのはモノグラム社の30インチ電気オーブンだ。
ベースは「レクサスGX」。本来は跳ね上げ式のテールゲートが観音開きになっている。
同社のホームページによると、薪で焼くレンガ釜のようにナポリスタイルのピザ、つまり生地の中がふっくらして外はカリッ、そして縁の厚い“ピッツァ”を完璧に焼き上げるという。もしも、ピッツァに飽きたら、柔らかで香ばしいパンや、大きめなスズキのローストも調理できる。
もちろん、空いているもう片方の手に持つ飲み物も、モノグラム×レクサスともなれば缶ビールではない。本来ラゲッジの左右に備わる窓の代わりに配された収納スペースには、ワイングラスやワインボトル、バーボンのボトルなど、好きなアイテムを組み込めるのだ。
そして、冷やしておきたい白ワインや食材は別の場所に装備されている冷蔵庫に入れておけばいい。
本来は窓が備わるはずのラゲッジ側面は、パネルを開けるとこのようにグラスなどの収納スペースになっている。
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