OCEANS

SHARE

ユーグレナとは?

微細藻類ユーグレナ|株式会社ユーグレナ提供

微細藻類ユーグレナ|株式会社ユーグレナ提供


ユーグレナ(和名:ミドリムシ)は、約5億年前の太古の地球に誕生した動植物の両性質を持ち合わせた微細藻類。光合成をすることで、遥か太古の昔から生き延びてきたことが知られています。そのユーグレナは59種類もの栄養素を持つスーパーフードというのです。人にとって、持続的な健康を維持すると言うユーグレナをここで紐解いてみましょう。

多くの研究の結果、人がユーグレナを摂取することで、生活習慣病の改善や免疫力向上に期待できる可能性が示唆されています。

ユーグレナには13種のビタミン、19種のアミノ酸、9種のミネラル、12種の不飽和脂肪酸、そして食物繊維と似た働きをする特有成分パラミロンが含まれ、さらに、ルテイン、ゼアキサンチン、クロロフィル、スペルミジン、プトレッシンの5種も合わせ、全部で59種類もの栄養素が含まれているばかりか、細胞壁が無いため消化吸収され易いこともわかっています。

株式会社ユーグレナ提供

株式会社ユーグレナ提供


その一方で、「光合成能力が高く、大気中の約1000倍のCO2濃度の環境でも育成する」という稀有な能力も秘めているのです。これは未来環境対策‘サステナブル’社会の主役にもなれそうです。

パラミロン(提供:青山学院大学 福岡教授)

パラミロン(提供:青山学院大学 福岡教授)


パラミロンとはユーグレナ属のみが体内に持つ多糖類(β-1,3-グルカン)のこと。人の腸管細胞に直接作用して細胞の酸化を抑制し、免疫細胞を活性化しながら健康の維持・増進に働くといわれています。これが多くの生活習慣病の予防に効果が期待される要因です。

パラミロンの継続摂取によって免疫バランスの調整機能の向上、インフルエンザ症状の緩和の効果の可能性が示唆されています。


3/4

次の記事を読み込んでいます。