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③WR-V

素のまま気のままが格好いい

写真は「WR-V Z+」248万9300円。イルミナスレッド・メタリックは3万8500円(※表示価格には含まれておりません)。WR-Vは「X」209万8800円〜

写真は「WR-V Z+」248万9300円。イルミナスレッド・メタリックは3万8500円高(※表示価格には含まれておりません)。WR-Vは「X」209万8800円〜


WR-Vは、より自由な発想で自分らしい生き方を表現する人々の思いに寄り添う車である。

ルックスは、いかにもSUVらしいスクエアなフォルム。1650mmという十分な全高を確保した形状によって広々とした室内空間を確保しており、荷室容量は458Lと、全長で上回るヴェゼルより広い(※荷室容量はVDA方式による)。

全高が高いので自転車(27インチ)など、高さのあるギアも積み込める。

全高が高いので自転車(27インチ)など、高さのあるギアも積み込める。


全長や外観から想像するよりも、はるかに後席が広いことにも驚かされる。つまりたくさんの荷物を積み込んで、家族や友人を乗せて、アウトドアのアクティビティなどで徹底的に車を使い倒す方のためのSUVがWR-Vなのだ。

さらに、SUVらしく最低地上高が195mmとなっており、未舗装路や街中での大きな段差も気にすることなく、日々の運転がストレスフリーだ。



エンジンは基本的にはヴェゼルと共通の1.5L直列4気筒ガソリンエンジン。駆動方式もFFのみと潔い。ただし、衝突軽減ブレーキや先行車両に追従するクルーズコントロールなど、先進の安全運転支援機能はすべてのグレードに標準装備される。休日に遠出をするような使い方でも安心だし、疲労も低減してくれる。

WR-Vがデビューしたときには、エントリーグレードが209万8800円という価格が注目された。けれども実際に使ってみてわかるのは、集中と選択によってコストを引き下げているということだ。無駄な装飾を減らし、そこで浮いたコストを必要な機能に注ぎ込んだ。

「マン・マキシマム / メカ・ミニマム」。つまり使う人が主役で機械は最低限にすべきだというホンダの「MM思想」を体現したモデルであるとも言える。

3台をまとめると、プレミアムなスポーツSUVであるZR-V、好バランスでスタイリッシュなヴェゼル、そしてギアや道具としての魅力に富んだWR-Vと、見事に棲み分けができている。自分のライフスタイルに合ったホンダSUVはどれだろうか?


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Honda お客様相談センター
全国共通フリーダイヤル
0120-112010(受付時間:9時~12時、13時~17時)

サトータケシ=文

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