連載「日本推しラトビア人の、仰天ニッポン!」とは……
日本文化をこよなく愛し、SNSでの独自のツッコミが人気のラトビア人、アルトゥルさん。
花見に温泉、ご飯の美味しさ……日本に来るたびに感動することがあるというが、その感動の真髄には、日本的な計いがあるのだという。
【写真8点】「日本好きラトビア人が日本に来るたびに感動すること」を写真でチェック 案内人はこの方! アルトゥル・ガラタ●1994年生まれ、ラトビア出身・ジョージア在住。日本推しラトビア人として、独学で日本語を勉強し、SNSを通して日本文化の魅力を日々発信。好きな食べ物はメロンパン、ラーメン、寿司。独学で日本語を学び、今では小説を読むほどに上達。
こんにちは、アルトゥルです。レモンサワーから日本酒まであらゆる日本のお酒が大好きなラトビア人です。
日本には何度も滞在していますが、訪れるたびにお酒だけではなく食べ物の美味しさ、癒される温泉、伝統的なお祭りに驚いています。
もの・設備・行事だけではなく、日本で出会った方々にも驚かされています。
旅館の女将さんの接客も、コンビニ店員さんの元気いっぱいの挨拶も、サービス業ではないところでも人々が社会的な規範を守る姿に私は毎回感動しています。
なんでこんなに海外とは違うの? もしかして何か魔法かかってる? そんな感動したエピソードを紹介します。
感動① お寿司のネタがデカ過ぎた件
石川県にある寿司店へランチに行ったとき、ここぞとばかりに特別セットを注文しました。
早速大将が寿司を握り始めると……
目の前に並ぶ巨大な寿司、寿司、寿司!
スタバのサイズだったら全部グランデ、いや特大サイズのベンティのお寿司が登場しました。私も日本推しラトビア人としていろんなお寿司を食べてきましたが、流石にこちらのお寿司のサイズには衝撃を受けました。
軍艦ひとつに蟹の足が山盛り。大丈夫? 日本海のカニ、全部この軍艦に乗ってない?
私が戸惑いながら大盛りいくら軍艦を見つめていると……
「ネタがデカすぎて口に入るかの不安かい? 食べやすくしてあげようか!」と、大将が声をかけてくれたのでお願いしたら……
なんと食べやすい手巻き寿司にしてくださいました! ネタも対応も最高すぎる!
2/3