連載「日本推しラトビア人の、仰天ニッポン!」とは…… 日本文化をこよなく愛し味わうラトビア人、アルトゥルさん。
X(旧・ツイッター)の投稿で見せる流暢な日本語も彼の魅力だが、言葉はすべて独学で学んだのだそう。本人曰く「世界で一番難しい言語は日本語!」だというが、果たしてその真意とは。
︎
▶︎すべての写真を見る 案内人はこの方! アルトゥル・ガラタ●1994年生まれ、ラトビア出身・ジョージア在住。日本推しラトビア人として、独学で日本語を勉強し、SNSを通して日本文化の魅力を日々発信。好きな食べ物はメロンパン、ラーメン、寿司。独学で日本語を学び、今では小説を読むほどに上達。
こんにちは。ラトビア人のアルトゥルです。日本文化が大好きで、日本に関するあらゆることを勉強しています。
勉強すればするほど、日本のことを知ることができてとてもうれしいのですが、一方で日本語を学べば学ぶほど「私はとんでもない言語に手を出してしまった……」と悩むことがしょっちゅうです。
アルトゥルが自身の公式グッズとして作った「『生』の読み方を覚えることができるTシャツ」。
「生ビールのつまみが、生姜ばかりの生活が誕生し、生憎すぎて芝生に草生える」。
この文章には生ビール、生姜、生活、誕生、生憎、芝生、生えると7種類もの「生」の漢字が使用されているのですが、全部の読み方が違うことに気づいたとき、驚きすぎて気絶しそうでした。
どれくらい驚いたかというと、Tシャツにして販売しようと思うほどです。
今回は「日本語が世界で一番難しい言語という話」について、私個人の考えや経験をもとに紹介しようと思います。
2/4