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家づくりアイデア②

ガシガシ使える、男前なキッチン。



料理好きが伺える業務用冷蔵庫を備えたキッチンは、奥様はもちろん、稲田さんもよく立つ場所だからこそこだわりもたっぷり。

「海釣りが趣味なので、魚調理を作ることが多いですね。毎年5月には新潟に鯛釣り遠征に行ったり、最近は太刀魚を釣ってここで捌きました。太刀魚はシンプルに塩焼きしてもいいんですけど、釣ったその日は鮮度が良いのでそのまま刺身として、さらにしゃぶしゃぶとして食べたり、個人的にはパスタにするのもハマってます」


 
キッチンのこだわりをズバリ聞くと、「やっぱりモルタルかな」と一言。完全オリジナルのモルタル仕上げのオーダーキッチンは、目地のないフラットな仕上がりで、インダストリアルなインテリアとも好相性。

「モルタルは耐火性にも優れているのでガシガシ使えますし、手入れもラク。子供と一緒に対面でも作業できるよう、少し広めの調理台にしてもらいました」
 




コンロ側の壁面にはツヤのあるタイルを配置し、料理後の後片付けをラクに。床には水捌けの良いタイルを敷き詰め、衛生面もバッチリと対策。快適なキッチンづくりにおいて、作業しやすい動線も欠かせない要素ですが、稲田さんのように適材適所の素材をセレクトすればそれだけで機能面が格段とアップします。


 
リビング同様、キッチン背面のオープン棚も造作のもの。<turk(ターク)>のフライパンや<STAUB(ストウブ)>の鋳物ホーロー鍋など、アウトドアなシーンでもお馴染みのキッチンギアが綺麗に収納されていました。

「妻から『要らないよね、もうあるよね?』ってツッコまれてしまうほど、調理道具に目がなく……(笑)。同じく、食器も増えてきて置き場に困っていたので、追加でインテリアに馴染むキャビネットを作ってもらい、ほとんどの食器はそっちに収納しています」


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