寿司リーマンの寿司巡礼とは…… 寿司を食べ続けて950日、寿司リーマンさんにおすすめ店を教えてもらう本連載。
今回は夏の旅行先としても人気が高い、沖縄県の寿司店に注目。東京では目にすることのない沖縄特有の魚も寿司で味わえるのだとか。
【写真9点】「950日連続で寿司な男が推薦、江戸前ならぬ“琉球前”寿司の名店」の詳細を写真でチェック 案内人はこの方! 全ジャンルの寿司を愛し、950日以上連続寿司生活を送る31歳ビジネスパーソン。累計3万貫の寿司を食す。大将やお客さんとの会話や出会いが生まれるカウンター文化の魅力に取り憑かれ、四六時中寿司のことで頭がいっぱいの寿司愛好家。全国の名店を紹介するInstagramやYouTubeは総フォロワー16万人超え。TV番組やWEB媒体などのメディアにも多数登場。 Instagram:https://www.instagram.com/taki_sushimania
こんにちは、「寿司リーマン」と申します。
今回は、沖縄旅行で寿司を食べたくなったらぜひ訪れてほしい、見たことも食べたこともない“琉球前の寿司”をご紹介します。
ここでしか食べられない“琉球前”寿司
沖縄県那覇市にある「琉球鮨 築地青空三代目 沖縄那覇」は、東京を中心にコスパ満足度の高い寿司店を展開する「築地青空三代目」の系列店。沖縄の個性豊かな魚介を“琉球前”寿司で味わえます。
東京にはない、未知なる琉球前のおまかせを紹介しましょう。
伺った日は、たまたま市場で手に入ったというモンスターサイズの「シャコ貝」が登場! あまりの大きさに驚愕。
“琉球前”とは、沖縄の新鮮な魚介を江戸前の技法で調理するスタイルのことですが、琉球前という言葉を使っている寿司店は、この店以外に聞いたことがありません。
築地青空三代目の社長は、「海が綺麗で個性的な魚が多いのが沖縄の特徴。沖縄の地魚と江戸前の技術を組み合わせ、東京の方があっと驚くような旨い寿司が握れたらと思い、“琉球前”というコンセプトの店を立ち上げました」と話してくれました。
スペシャリテのひとつ「シャコ貝」の握りは、小さい「ヒメシャコ貝」と大きい「オニシャコ貝」を食べ比べ!
社長の言葉通り、沖縄ならではのカラフルな魚介を使った寿司をこれでもかと堪能することができます。
例えば、東京ではあまり聞かない「シャコ貝」というネタ。エメラルドグリーンの模様が美しく、独特の食感が特徴です。
10年もの歳月をかけて、寿司としてのシャコ貝の美味しさを研究したそう。まさにここでしか味わえない究極のスペシャリテです。
鮮やかなカラーが特徴的な「アカジンミーバイ」。
他にも、「イラブチャー」という魚は味噌漬けにして提供。ねっとりとした食感と味噌の甘みが相まって感動的な美味しさに。
高級魚でもある「アカジンミーバイ」はしっとりとした食感。
魚だけでなく「もとぶ牛」を使った握りや太巻きなども盛り込まれていて、まさに沖縄オールスター的なネタが並ぶおまかせは、食べ飽きることがありません。
「もとぶ牛」を使った握り。
「もとぶ牛」を使用した太巻きも絶品! 肉肉しい食べ応えが最高です。
味はもちろん、そのコスパの高さもうれしいポイント。
高品質なネタを使いながらも、価格設定はリーズナブルで、訪れるお客さんも満足すること間違いないでしょう。
上記のような沖縄の地魚を堪能したい方は、「琉球前 島魚の最強コース」(1万5000円)が一番おすすめ。価格以上の満足体験ができると思います。
お酒は、沖縄の日本酒や泡盛など、ユニークなものを提供。
今年の夏休み、沖縄を訪れる方も多いかと思います。
他にも美味しいグルメが多い沖縄ですが、寿司を食べたくなった際にはぜひ足を運んでみてください!
「琉球鮨 築地青空三代目 沖縄那覇」の動画はこちら!
琉球鮨 築地青空三代目 沖縄那覇
住所:沖縄県那覇市松山1-15-14 松山産業第3ビルディング1F
営業:17:00~22:00(L.O)
定休日:日曜(祝日の場合、翌月曜休み)
※内容は取材時のものとなります。