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最後に「中古賃貸マンションをバリューアップさせる意義」について



昨今ではSDGsの観点から「持続可能な開発」として、住み続けられる街づくりを企業の責務として目指していく必要があると垣田さんは語る。

「私は今までの経験からマンションの管理の在り方はこれらSDGsの意味するものにあると思います。東京都心部ではスクラップ&ビルドで新しい開発が乱立しています。もちろん、防災やいろいろな観点から必要なことでもあると思います。しかしながら、企業の利益のためだけにそれを推し進めるのは、はたして持続可能な街づくりに準じているのだろうか?と考えてしまいます。

さまざまなサービスを考え、付与して入居者とともにマンションを作り上げていくことがこれからはとても重要なことではないかと思いますし、既存の中古マンションを少しでも長く価値あるものにするために、管理の在り方を今一度見つめ直していくことが大切だと考えています」。
ウェイヴズ株式会社 / クリエイティブディレクター 垣田智則●JSA認定ソムリエ資格、宅地建物取引士 / ファイナンシャルプランナー。インテリア業界からキャリアスタートし、ソムリエへと転身。都内のレストランで勤務後、ワインアパートメント事業に参画。現在ではグループ企業全体のブランディングを担いながら、2024年、センティングデザイナーとしての活動もスタート。多様なコンテンツで不動産企画・開発事業を展開する

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ウェイヴズ
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