商品開発にあたっては社員のお子さまに食べてもらって感想を聞くという作業をひたすら繰り返した。
中でも人気が高かったのがカレー味。お茶漬けにカレー粉を入れるというアレンジレシピをヒントに作っており、ポイントはクリームを効かせたまろやかな味。
社内でも試食会を行い、それぞれが感想を言い合う。
「また、パッケージには『めざまし茶づけ』のキャラクターを使用し、社員が提案したクイズや迷路をプリントするなど、お子さまが楽しめるようなデザインになっています」。
「今朝食べた鮭」という回文は大阪支店に勤務するママ社員が考案。
「また、今イチオシはこの『だしごこち』です。日本の伝統文化である出汁を楽しんでいただくために厳選した出汁原料を使用したシリーズ。やさしい雰囲気のパッケージデザインにもこだわりました」。
お茶漬けのほかに、鰹や昆布の出汁で作ったふりかけも。
もちろん、外食の際にも常に新商品のことが頭にちらつく。
有名ラーメン店の「AFURI」ではサイドメニューの「本枯節のおかかごはん」を注文。これにラーメンのスープをかけて食べたらすごく美味しかったそうだ。
たしかにお茶漬けの商品開発のヒントが詰まっていそうだ。
5/5