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「ユニーク」は師匠に怒られないサンダル

 赤羽 最後はサンダルを紹介します。ご存じキーンの「ユニーク」ですが、ミタスニーカーズの別注です(「ユニーク Ⅱ コンバーチブル X ミタスニーカーズ」)。ヒールストラップの位置を前に移動できるので、突っ掛けても履ける。2-WAYなのがいいんですよ。これもう天才。



 先日のキーンのトークショーで、ミタスニーカーズの国井さんとこの「ユニーク」について話しました。今まで「ユニーク」は何足も履いてきたけど、2-WAYが新しいんだよね。

赤羽 これも芸人あるあるですけど、劇場に出演するときにサンダルは履きづらいんですよ。師匠の前でサンダルは失礼だと、NSC(吉本総合芸能学院)時代にきっちり仕込まれていて。実際はサンダルを履いていても、怒られることはまずないんですが。



 僕も芸人さんのスタイリングをやっていたことがあるので、わかります。その芸人さんは師匠からお叱りを受けていました。サンダル姿を(笑)。10数年前のことですが。

小島 サンダルに対する認識はだいぶ変わってきましたからね。この「ユニーク」も、10年以上前の当時のサンダルのイメージからは、かけ離れたものでしょう。

赤羽 ソックスを履いてしまえばほぼスニーカーという見た目ですから。つま先も開いていないし。

 「ユニーク」は今年デビュー10周年で、編み込みをリニューアルしたんです。ロングセラーだけど進化し続けていますね。

赤羽 というわけで、この夏はこれを履き倒そうと思ってます。

 今回の赤羽さんは「歩きやすさ重視」のブランドチョイスですね。もうナイキなどは履かないんですか?

赤羽 そんなことはありません! 先日「エア マックス Dn」を買いましたし。めっちゃ歩きやすいですよ。あと前回小島さんが持ってきてくれたナイキの「ルーファス」も欲しいです。もう一度履いていいですか? ああ、やっぱりいいわ。



 どうですか、買いますか?

赤羽 買います!

 すぐ買っちゃうなあ(笑)。これは劇場で怒られない?

赤羽 全っ然大丈夫です。これを見て怒ったら「あの先輩イタイぞ」って言われちゃいます。いやはや「ルーファス」は本当にいいですね。最高です。



小島 お気に入りが見つかってよかったです。

 今回は、赤羽さんの“スニーカー愛”がひしひしと伝わる内容でしたね。スニーカーのお仕事も結構増えたんじゃないですか?

赤羽 ええ。ありがたいことにお笑いのお仕事をたくさんいただいている中で、こういうスニーカーのお仕事が間に入ってくると、僕はめちゃくちゃうれしいんですよ。好きなことについて夢中で喋っていると、気持ちがホッと安らぐんです。これからもぜひお声がけください!



 赤羽さんの「履きやすい、歩きやすいスニーカー&サンダル」、実に楽しかったですね。リアルにウォーキングをしている方だから、説得力もありました。ユーザーの皆さんの参考になったと思います。次の第6回は私、平のリコメンドをお届けします。引き続き、どうぞお楽しみに!



佐藤ゆたか=写真 加瀬友重=文

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