攻めのクライミングに注目!
完登までの課題の数を競う「ボルダー」、制限時間までに登った高さを競う「リード」、壁を駆け登る速さを競う「スピード」と、競技特性の異なる3種目が存在する「スポーツクライミング」。
パリ五輪では、「ボルダー&リード複合」と「スピード」の2種目で競われる。
ヨーロッパを中心にその人気は高く、日本も強豪国のひとつ。ワールドカップや世界選手権といった国際大会で優勝経験を持つ楢崎選手は、押しも押されぬ日本代表のエースだ。
オリンピック競技として開催されるのは、東京に続いて2回目。前回大会では4位と惜しくも表彰台には届かなかった楢崎選手にとって、パリはリベンジを果たすのに格好の舞台だ。
楢崎選手のストロングポイントはダイナミックで力強いムーブ。難しい課題にも果敢に挑む攻めのクライミングは、観ている側をワクワクさせてくれる。
その一方で、やはり体のケアは必須。トレーニングから試合まで、ハードな競技生活を支えるモノは、コンディショニングに関連するものが多い。
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