ティンバーランドの「イエローブーツ」とは
のちにティンバーランド(Timberland)を設立することになる創業者のネイサン・シュワーツ。彼は、1950年代にアビントン・シュー・カンパニーという企業を買収し靴屋を営む。
そこで生み出されたのが現在の「プレミアムウォータープルーフ ブーツ」。そう、通称“イエローブーツ”と呼ばれるそれである。
【写真11点】ティンバーランド「イエローブーツ」を写真でチェック ちなみに、シーンにお目見えした1973年当時に名付けられた名は“イエローブーツ”でも“プレミアムウォータープルーフ ブーツ”でもなく「ティンバーランド」。そして、1978年にその名を社名として採用している。
その事実からして“イエローブーツ”がブランドにとってどれほど重要なモデルかはご理解いただけるだろう。
以降、丈夫で機能的な作りとそれを頑なに守り続けるクラフツマン精神は、過酷な環境で働く多くの屋外労働者たちから共感を集め、アウトドアマンや冒険者たちから厚い信頼を寄せられる。
そして、’90年代に入るとHIPHOPシーンでの爆発的なブームによりストリートでも広く受け入れられていくことになる。
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