「ガラタ サライ」のユニフォーム。強豪クラブチームのものは、かつてトルコ人の友達からもらったことを思い出して再び入手。
「Feel So Goodなモノ語り」とは……▶︎
すべての写真を見る | コグノーメン デザイナー 大江マイケル仁さん 1992年、東京都生まれ。日本人の父とイギリス人の母を持つ。国内のデザイナーズブランド勤務を経て、2019年にコグノーメンを設立。昨年は初のランウェイショーを開催した。 |
普段身に着けるアイテムは、自分のルーツとの共通項を感じるものや、深掘りしたいバックボーンがあるものばかりです。
例えば、5歳からのめり込んだサッカーにまつわるもの、母の実家があるイギリスの古着などが、その代表例。
50年代の英陸軍のバトルスドレスジャケット。色落ち具合が好み。
最近は、一緒にご飯を食べた先輩が着ていた英国バンド、コールドプレイのTシャツが気になり、その場で自分が着ていたニットと交換してもらいました。
「コールドプレイ」のTシャツ。サードアルバムのプロモT。今はコールドプレイばかり聴いている。
それをきっかけに改めてコールドプレイを聴き始めて、見事にハマりました(笑)。
「アディダス」のスニーカー。サッカー少年時代から「ガゼル」の白が定番。汚れてきたら黒に塗ってアレンジすることも。
「コグノーメン」のパンツ。ジップで切り離せばショーツになる。イギリスのサッカー好きがはいているような微妙なフレアシルエットを再現。
自分のルーツやピンときたものの源流を探り、理解を深めると、また違った魅力が見えてくる。そうやってモノと付き合っていくことが心地いいと感じます。
OCEANS8月号「夏の買い物計画」から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!