「MASU」のスウェット。フロントには仲の良いクリエーターのグラフィックを落とし込んだ。
「Feel So Goodなモノ語り」とは……▶︎
すべての写真を見る | MASU デザイナー 後藤愼平さん 前職にてインハウスブランドの設立に携わり、2018年にMASUのデザイナーに就任。東京都主催のコンペティションにてグランプリを受賞。パリコレにも初参加するなど今後の活躍が期待される若手のひとり。masu_officialaccount |
| エディター 阿部勇紀さん 1982年生まれ。ミュージシャンとして活躍し、2018年に「ハイプビースト・ジャパン」に参加。国内外のモード、ストリートファッションのシーンに精通し、多くのデザイナーをはじめ著名人ともパイプを持つ。yvkiabe |
阿部 まず、グラフィックが素敵なスウェットはどこがお気に入り?
後藤 2024年春夏のMASUのもので、ボディにあえて既存のものを採用しているんです。
バックには今シーズンのテーマである「BECAUSE I BELIEVE IN MYSELF」のメッセージ。
阿部 既にあるボディは味があっていいですよね。
後藤 スウェットは肩肘張らずに着たい。着心地の良さよりガシガシ着られるほうが僕の中では重要!
阿部 確かに、スウェットはスウェットらしくラフに付き合いたい。このジャケットは珍しい生地ですね。
「MASU」のジャケット。何ともいえない心地いいタッチはフロッキー加工されたオリジナル生地によるもの。フロントをマグネットにするなど極力デザインを削ぎ落とすことで、Gジャンベースだが“らしくない”雰囲気に。
後藤 シルバニアファミリーの人形の肌触りを参考にしました。
阿部 言われてみると(笑)。
後藤 フロッキー加工の肌触りは気持ちいいですし、誰もが知っているあの質感を表現したかった(笑)。ベースはGジャンですが、優しい雰囲気があり、気に入っています。
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