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オーストラリア サンシャインコースト
「移住したい国」として、常に名前が挙がるオーストラリア。海や川、レインフォレストなど大自然に恵まれた環境で子どもたちはどんな風にあそび、学んでいるのでしょう。
教えてくれた人:セッジマン・アイリさん
ワーキングホリデーをきっかけに移住。結婚出産を経てシドニーからサンシャインコーストへ。オーストラリア人の夫と12 歳男子、10 歳女子の4人家族。現在は現地のバイオ関連会社にリクルーターとして勤務。
大自然だけでなく、大型遊具もいっぱい!
サンシャインコーストは、ブリスベンやケアンズなどクイーンズランド州の他の都市に比べると、ぐっと田舎ですが、最近は都市部から移ってくる人が多く、住宅地が新しく開発されています。
そんな街づくりの一環として公園も増えていて、大きなチューブの滑り台やロープでできた見上げるような高さのジャングルジムなど、スケールの大きな遊具がたくさん設置されています。
小学生の娘も夢中で遊んでいます!
モンテッソーリで学んだこと
シドニーから引っ越したのは、子どもをモンテッソーリの学校に通わせるためです。それは私の人生の中で本当にいい決断だったと思います。
広大な敷地内で育てた野菜を売ってお金を得て、さあ何をしようと皆で考えたり、自分たちは宇宙の一部であるという壮大なストーリーを毎年深めたり。3学年が同じクラスで、授業はありません。「習う」より「体験する」が見事にセットアップされていました。
学校の友達と基地づくりに夢中になっていた時期です。子ども同士で交渉して材料を物々交換したり、役割分担があったり。学びの多いあそびで、何よりとても楽しそうでした。
このドラムとフェイスペイントは、オーストラリアのランドオーナーであるアボリジニのもの。アボリジニの文化、伝承を体験として学ぶことができたのもモンテッソーリならではでした。
アートの時間。指を使って書いていくのはとても気持ちのいい作業です。パステルは多彩な表現ができるので、感性を表現して形にすること、そして達成感を味わうのに最高のツールだと思います。
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