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すべての写真を見る 損しない時計を選び出すうえでは、幅広い選択肢を持つことが重要。ならば、ヴィンテージウォッチも気になるところ。
そこで都内に複数の店舗を持ち、歴史と信頼のある名店「ケアーズ」の青木 史さんに、“損しない”目線を伺った。
品揃えと品質で一目置かれる老舗の結論
ケアーズ 丸の内店 店長/専務取締役 青木 史さん(47歳)●社歴は20年を超え、現在はヨーロッパでの仕入れも担当。年に8回訪れて、「ケアーズ」が仕入れるべき時計を日々探している。
「まずは何より状態のいいものを選ぶことが条件。新品同様の“ミントコンディション”ではなくとも、オリジナリティの高いバランスのいい個体を選べば、20〜30年経たとしても損することはないでしょう」。
青木さんが着用していたのは、ミラーダイヤルのロレックスオイスター。深みのある艶やかな黒文字盤が惹かれる要素だそう。
「ダイヤルの経年変化はヴィンテージならではの楽しめる要素。ファッションに置き換えれば、デニムのように表情がさまざまです。ともに長く時を刻んでいく存在になれば、そこに損はないでしょう。
さらに、ロレックスやパテック フィリップなど、品番の種類が多いものは、“人気だから選ぶ”のではなく、それぞれの違いを知ったうえで自分に合う一本を見つけてほしいです」。
ケアーズ 丸の内店 1989年に開業したヴィンテージ時計専門の老舗、ケアーズの新店が丸の内に昨年11月オープン。仲通りに面した優雅な空間の店内では、エントリーからハイエンドまで厳選の時計が並ぶ。ケアの重要性から修理工房を設置。
住所:東京都千代田区丸の内2-2-3 の内仲通りビル1F 102電話番号:03-5224-5080営業:11:00〜20:00(年末年始を除き無休)antiquewatch-carese.com 2/2