ヴィンテージのサングラス。表参道にあるヴィンテージメガネの名店「ソラックザーデ」で購入したサングラス。1960年代に生産されたフランス製で、当時のデザインを象徴する独特な形状&カッティングが目を引く。
阿部 サングラスもユニークなモデルが好きなんですね。
後藤 フォルムはもちろん、このグラデーションカラーがキモ。最近はサングラスとキャップをセットで身に着けることが多く、それがもう自然体になりました。身に着けていると安心感すら覚えます(笑)。
「シールトゥルードン」のフレグランス。1643年に創業し、今なお当時から受け継がれるレシピに倣い、植物性ワックスと天然原料の蜜蝋で作り続けるフランス最古のキャンドルメーカー。そのフレグランスはクセがなく印象深い香り。
阿部 あります、そういう感覚。個人的にはこの香水もすごくいい香りで“居心地の良さ”を感じました。
後藤 パリに行った際、お土産にキャンドルを買ったんです。そのときテスターとしてもらった香水が素敵で。その後、またパリへ行く機会があり、テスターではなくちゃんとアイテムを購入しました。
阿部 香りが強すぎないところがいいですね。
後藤 同感です。もともと香水に興味はなかったのですが、ここ数年でその魅力に気付いてきました。こんなに気分を上げてくれたり、安らいだ気持ちにしてくれるなんて。
ガラスのオブジェ。今年、実店舗をオープンさせた目黒区五本木のアンティーク雑貨店「シベリア」で購入。ガラスの中に異なる素材を閉じ込めた独特な構造はコペンハーゲンで製作。思わず見入ってしまう美しさだ。
阿部 気になるのはこのタマゴのようなオブジェ。何ですかこれ?
後藤 これ、ずっと見ていられるんですよ。持ち歩きたいくらいです。
阿部 街中でそれを眺めていたら、ちょっと怪しいかな(笑)。
後藤 確かに(笑)。お守りではないですけれど、なぜか癒やされるんですよね。仕事でパニックになっても見ていれば落ち着くというか、忙しいときに癒やされようと思って、デスクに置いてあるんです。
阿部 パワーストーン的な存在だったんですね。