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2024.06.25

ファッション

センスある5人の男たちが今夏“Tイチ”スタイルを披露!無地Tでも主役級の存在感



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夏の始まりを告げる恒例行事、Tシャツ選び。そのセレクトには、各々の個性が映し出される。

今回はさまざまなバックボーンを持つ5人の服好きが登場。「これこそ一枚で!」という今夏イチオシのTシャツと、着こなしのこだわりを教えてもらおう。
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モットーは“Tイチでも品は良く”。ブルックスのワンポイントが頼りになる

Tシャツ=ブルックス ブラザーズ パンツ=無印良品 サンダル=アルフレッド・バニスター

Tシャツ=ブルックス ブラザーズ パンツ=無印良品 サンダル=アルフレッド・バニスター


俳優 白石隼也さん
上下のシルエットでメリハリをつけることが好きだという白石さん。今回はTシャツはジャスト、パンツがワイドのコーデネイトを披露してくれた。

「Tシャツはなるべくシンプルで、自然体でいられるようなものを選んで着るようにしています。

ブルックス ブラザーズのTシャツは、胸元のゴールドの刺繍がトラッドな雰囲気を醸し出すのでお気に入り。これなら一枚で着ても品良くまとまります」。

パンツは無印良品のホワイトデニム。「ゆったりしていて楽だけれど、白だから清潔感があります」。足元はトングサンダルで抜け感をプラスした。
白石隼也●2007年にジュノン・スーパーボーイ・コンテストの準グランプリに選ばれ、俳優としてデビュー。近年は、映画・ドラマに出演しつつ、自ら監督や脚本にも挑戦している。

上質な素材と洗練のシルエットがワントーンコーデを引き立てる

Tシャツ=イチエフ パンツ=オーラリー スニーカー=ニューバランス キーリング=ボッテガ・ヴェネタ

Tシャツ=イチエフ パンツ=オーラリー スニーカー=ニューバランス キーリング=ボッテガ・ヴェネタ


「36.5℃ Kitchen」オーナー
宮本 岳さん

「無地Tを買うならイチエフと決めています」。そう語るだけあって、一枚で着ても主役となる存在感を持つTシャツ。インフルエンサーの石田一帆氏が手掛ける気鋭のブランドだ。

肩が落ちたシルエットながら上質な光沢感のある素材で、子供っぽく見えることもない。14.5オンスというややヘビーな生地を用いることでハリがあり、ガシガシ洗っても品の良さはキープされる。

「ボトムスはブラックのチノパンを合わせて、飾りけのないワントーンスタイルに。装いがシンプルなぶん、スニーカーやキーリングなど、小物でアクセントを加えました」。
宮本 岳●フランスでの修業を経た後、ミシュラン一つ星レストランで経験を積む。その後、調理師専門学校の講師を経て、代々木上原にビストロ「36.5℃ Kitchen」をオープン。
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ドレープを描くTシャツ × アースカラーで優しげな印象を醸し出す

Tシャツ=コズミックワンダー パンツ=シアージ 靴=オポジット オブ ブルガリティ

Tシャツ=コズミックワンダー パンツ=シアージ 靴=オポジット オブ ブルガリティ


VUILD 代表取締役
秋吉浩気さん

「先染めや製品染めのアイテムなど、工業的ではないオーガニックで自然な色に惹かれます。どこか手仕事や職人さんの存在が感じられるアイテムが好きなんです」。

そう話す秋吉さんが選んだのは、天然染料を使って染色したアイテムを展開するコズミックワンダーの一枚。ドロップショルダーで身幅はゆったりしエフォートレスなムードだ。

そんな優雅なドレープを描くTシャツ同様、パンツもワイドシルエット&アースカラーを選択し、全身で優しさを表現。足元はすっきりとしたフォルムのレザースリッポンでメリハリをつけた。
秋吉浩気●大学卒業後、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科X-DESIGN領域でデジタルファブリケーションを専攻し、2017年にVUILDを設立。20年にはグッドデザイン金賞を受賞。

カルチャーを感じさせるデザインをムードに合わせて着こなす

[左]Tシャツ=C.E パンツ=コム デ ギャルソン × ステューシー スニーカー=ナイキ [右]Tシャツ=シティー カントリー シティー パンツ=レイニングチャンプ スニーカー=ナイキ

[左]Tシャツ=C.E パンツ=コム デ ギャルソン × ステューシー スニーカー=ナイキ [右]Tシャツ=シティー カントリー シティー パンツ=レイニングチャンプ スニーカー=ナイキ


山野辺一徳さん(左) 勧二さん(右)

流行りに関係なく、その時々で自身の気分に合うTシャツを選ぶという一徳さん。「展示会でオーダーして届いたものをすぐ着るのではなく、1回置いてタイミングだなと思ったときに着ることが多いです」(一徳さん)。

C.EのTシャツはパステルブルーが爽やか。勧二さんが着用しているのは貴重なトリプルコラボのものだ。
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「1970年代に活躍した伝説のバンドWARのアルバムジャケットを、古着店『weber』とシティー カントリー シティーが手を組んでリリースされたもの。背面の首元にもロゴが入っていて、アクセントになっています」(勧二さん)。
山野辺一徳 勧二●裏原ブームを牽引した伝説のショップ「NOWHERE」のショップスタッフとしてキャリアをスタート。現在は、数々のブランドでクリエイティブディレクターを務める。

干田哲平=写真 森下隆太=取材・文

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