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ゴアテックス製品の大敵は油! 日焼け止めも要注意



阿部 ゴアテックス製品にとって洗濯がいかに大事かがわかるデモンストレーションをしたいと思います。

用意した2枚の黄色い生地は、どちらもゴアテックス ファブリクスで撥水性がありますので、当然水を弾きます。


ゴアテックスメンブレンの切れ端。水をしっかり弾いている。

ゴアテックス生地の切れ端。水をしっかり弾いている。


阿部 ゴアテックス製品にとっての大敵は皮脂などの油分。夏は日焼け止め、冬は保湿クリームなどを肌に塗る人も多いと思いますが、ゴアテックス製品の機能性を損なう恐れがあります。





阿部 クリームを塗った部分に水をかけると、撥水性が弱まっていることがわかります。表面に水が染みているので、その分通気性が悪くなって内部が蒸れてきます。

ただ、あくまで表面の水を弾かないというだけで、水は中に入ってきていません。内部のゴアテックス メンブレンが水をしっかり止めています。


黄色い布に薄めた液体洗剤をかけ

クリームを塗った箇所に、薄めた液体洗剤をかけ、水をかけて拭き取る。洗濯を擬似的に再現してくれた。


阿部 皮脂やクリームが付着してしまっても、洗濯をして油分を取り除けば機能が復活します。ここで、黄色い布に薄めた液体洗剤をかけ、水で拭き取ると……




――先ほど染みになっていた箇所も、水滴が生地の表面に浮き上がっています。

阿部 油分が取れれば再び水を弾くようになります。洗濯の重要さがお分かりいただけたでしょうか。


4/5

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