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2024.06.01

欲しいのはこんなEV。北京モーターショーで発表されたsmartとminiを日本に上陸させて!



バッテリーをたくさん積める大きな電気自動車(BEV)なら、満充電で走れる距離は長いけれど、ガソリン車と比べればやっぱり遠出は不安だし、充電にも時間がかかる。

その点、コンパクトなBEVなら街乗りって割り切れるから、セカンドカーならアリかな。でも、肝心の「欲しいと思える車がね……」という人に朗報! 

4月に開かれた北京モーターショーで発見したミニとスマートの2台は、どんな用事でもつい乗って出掛けたくなっちゃうような、最良の電気コンパクトSUVだったのだ。

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日本発売も間近!? 帯にも襷にも丁度いいミニ「エースマン」

ミニ「エースマン」。モーター&バッテリーの違いで「エースマンE」と「エースマンSE」の2種類がある。

ミニ「エースマン」。モーター&バッテリーの違いで「エースマンE」と「エースマンSE」の2種類がある。


まずはミニから登場した「エースマン」。

日本でも新型のミニクーパー(3ドアのミニ)と新型カントリーマン(旧名クロスオーバー)が発売され、間もなく納車も開始されるが、新型車のエースマンのサイズはクーパーとカントリーマンの中間といったところ。

最大航続可能距離はエースマンEが310km、エースマンSEが406km。

最大航続可能距離はエースマンEが310km、エースマンSEが406km。


全長はわずか4070mm。現在販売されているガソリン車のミニ5ドアとほぼ同じサイズだ。

しかも、クーパーとカントリーマンは電気自動車以外にもエンジン車が用意されているが、エースマンはオンリー電気のみという潔さ。

SUV感を強調するスキッドプレート(ボディ下を守る板状のパーツ)が備わる。

SUV感を強調するスキッドプレート(ボディ下を守る板状のパーツ)が備わる。


見た目は、丸みが強いミニクーパーより、パキッとしたカントリーマン寄り。ただし、カントリーマンよりクロスオーバー感は強めで、ボディ下部を黒いプロテクションが覆い、ルーフレールも備えられている。

一方で、5ドアだから3ドアのミニクーパーより使い勝手は上と言え、仲間と遊びに行くにも心配ご無用だ。

ミニクーパー同様、気分に合わせて車内イルミネーションを演出できる。

ミニクーパー同様、気分に合わせて車内イルミネーションを演出できる。


インテリアはミニクーパーとほぼ同じで、インパネ中央に大きくて丸いセンターメーターが備わる。

ここに速度計やバッテリー残量計からカーナビの画面、オーディオ等々が表示され、「ヘイ、ミニ」と話しかけてアニメーションの執事「スパイク」を呼び出して、音声で各種操作を行うこともできる。

ラゲッジ容量はミニ5ドアの278Lから300Lに増え、2列目シートを倒すと最大1005Lまで拡大できる。

ラゲッジ容量はミニ5ドアの278Lから300Lに増え、2列目シートを倒すと最大1005Lまで拡大できる。


ルーフレールには純正ラックやサーフボードホルダーも取り付けられるというから、友達や、執事のスパイクとわいわい話をする中で「このまま海行っちゃう!?」なんて使い方がハマりそうた。

新しい電気のミニ、既に日本の公式ホームページに載っているので、日本にもやってくるに違いない。


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