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黒木美珠さん●YouTuberとしても活躍する自動車ライター。幼少の頃から車が好きで、ホンダ「ヴェゼル」、「シビックタイプR」、スバル「フォレスターSTIスポーツ」を所有。2021年には、愛車ヴェゼルで90日間車中泊をしながら日本一周を達成。現在は、世界で活躍する自動車ジャーナリストを目指し、YouTubeやライターとして活動中。

黒木美珠さん●YouTuberとしても活躍する自動車ライター。幼少の頃から車が好きで、ホンダ「ヴェゼル」、「シビックタイプR」、スバル「フォレスターSTIスポーツ」を所有。2021年には、愛車ヴェゼルで90日間車中泊をしながら日本一周を達成。現在は、世界で活躍する自動車ジャーナリストを目指し、YouTubeやライターとして活動中。

子供の頃から車はなくてはならない存在



幼少期から自動車は、日常生活に欠かせない存在。“大人になったら毎日車を運転するもの”だとずっと思っていたんです。

というのも、私が育った環境は、例えばバスは1時間に1本しか来なかったり、スーパーマーケットや病院などの近くに公共交通機関の最寄りがなかったり。車は一家に一台ではなく、“ひとり一台”を持つのが当たり前だったんです。

両親は車好きで、大型連休には家族で富士スピードウェイへ行き、カーレース『Super GT』を観戦していました。

子供ながらに、普段の一般道で見る車とは、形もスピードも違う。エンジン音も大きくて、まるで異次元に来たような感覚で、すごくワクワクしたのを覚えています。

車の祭典にも良く行っていたのですが、本格的に車好きになったきっかけは、ホンダのオープンカー「S2000」を乗りこなす祖母の姿です。当時はマニュアル車が主流。巧みなギアチェンジで運転する様が、とにかく格好良く、憧れの存在でした。


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