「メタ(Meta)」は、VR/MRヘッドセットの「Meta Quest 2」と「Meta Quest 3」にトラベルモードを導入。これにより手持ちのヘッドセットでより旅行が楽しめるようになる。
トラベルモードは「Meta Quest」を究極の機内エンタテインメントデバイスに変えるモードだ。巨大なバーチャルスクリーンで映画を見たり、ゲームや瞑想のアプリを楽しんだり、はたまた仕事をこなしたりすることもできる。
ヘッドセットは人間工学に基づいたバランスの取れたデザインで、ネックピローがなくても、これらすべてを快適に楽しむことができる。
【写真7点】「Meta Quest新モード『トラベルモード』で機内がエンタメ空間に」を写真でチェック Wi-Fi環境のあるフライトに搭乗すると、Meta Questが航空会社のWi-Fiを検知してネットワークへの参加を促し、自動的にブラウザが起動。簡単にリラックスしてプログラムを楽しむことができる。
もちろん、手持ちのMeta Questのアプリも使用することが可能だ。
メタは飛行機の動きを考慮し、アルゴリズムを特別にチューニングした。トラベルモードは飛行機での利用に最適化されており、将来的には電車などほかの交通手段にも対応する予定だ。
「設定」メニューの「試験中」のセクションでオプトインするとトラベルモードを開始される。その後、「クイック設定」からトラベルモードのオンとオフを切り替えることができるようになる。
また、ルフトハンザドイツ航空との新しいパイロット・プログラムも発表された。特定のフライトにおいて、ルフトハンザの新しいビジネスクラス「アレグリス」の利用者を対象に、エンターテインメントや旅行、ウェルネス、ゲームなど、Meta Quest 3のトラベルモードで動作するように設計されたさまざまな専用MRコンテンツが提供される。
メタのビジネスパートナーであるMSM.digital社は、メタおよびルフトハンザと緊密に連携しながら、コンテンツの作成、デバイスのセットアップ、提供、管理、技術サポートを実施する。
航空会社が機内でMeta Quest 3ヘッドセットを提供するのは初めてで、画期的な取り組みだ。
Meta Quest 3は軽量でオールインワンの設計。バックパック、ダッフルバッグ、またはオプションのMeta Quest 3携帯用ケースに入れて簡単に持ち運べる。待ち時間や距離のあるフライトの場合は、Meta Quest 3 Eliteストラップ バッテリー付きを使えば、長時間利用にも最適だ。
[問い合わせ]
メタhttps://www.meta.com/jp/