俵屋哲典(TETSUNORI TAWARAYA)は、90年代後半に渡米後サンディエゴを拠点に活躍し、フライヤーアート/コミック/シルクスクリーンなどで作品を発表。日本はもちろん世界各国で熱狂的なファンを持つ。田巻裕一郎(Yuichiro Tamaki)はシルクスクリーン/ドローイング/立体/パフォーマンスを駆使して活躍している。
そんな彼らによる二人展「O-Phantom」が5月24日(金)から6月2日(日)までビームスT 原宿で開催。
「O-Phantom」は、江戸時代に流行した「江戸妖怪かるた」からインスピレーションを受け、「かるたという概念を取り壊して二人で自由に表現すると何か新しい視覚表現ができるのでは」という想いから始まっている。
【写真14点】「"江戸妖怪かるた"から着想した展示がビームスT 原宿で開催!」を写真でチェック 俵屋哲典(たわらや・てつのり)●宮城県出身。90年代後半にカリフォルニア州サンディエゴにて人々やミュージシャンのポートレイトを描き始め、意欲的にSFグラフィックノベルを製作。シルクスクリーンやリソグラフを用いて、グロテスクかつ色彩豊かなアートブックが出版されている。
田巻裕一郎(たまき・ゆういちろう)●東京都出身。シルクスクリーンを使用した活動を行っており、音楽シーンをはじめとするディープなシーンとのコラボレーションをしている。近年「ライブスクリーンプリンティング」パフォーマンスを、PARCOでの巨大壁画やBnAホテルなどで実施。
今回展示される特殊装丁によるZINE。
二人は20年来の友人だが、コラボレーションするのは今回が初。二人が共作した35PにわたるシルクスクリーンによるZINEを、イタリアのシルクスクリーン手製本のマエストロとして知られるStrane Dizionによる特殊装丁で今回の展示に合わせて限定製作した。
「Tシャツ」7700円/ビームスT(ビームスT 原宿 03-3470-8601)
「トートバッグ」4950円/ビームスT(ビームスT 原宿 03-3470-8601)
「スカーフ」4180円/ビームスT(ビームスT 原宿 03-3470-8601)
今回の展示ではこれに加えて、8点のポスターと2点の共作原画も同時発表。アートワークを落とし込んだアパレルアイテムの販売も行われる。
会期:5月24日(金)〜6月2日(日)
場所:ビームスT 原宿
東京都渋谷区神宮前3丁目25-15 1F
電話:03-3470-8601
[問い合わせ]ビームスT 原宿03-3470-8601