当記事は「FINEPLAY」の提供記事です。元記事はこちら。 医療的安全性が担保されたオールインクルーシブなパラサーフィン体験イベントが2024年5月11日(土)、そして日本最大規模となるパラサーフィン国際大会「JAPAN OPEN 3rd」が、2024年5月25日(土)、5月26日(日)に、“だれもが波に乗れる街” 牧之原市の「静波サーフスタジアム」にて開催される。
パラサーフィンフェスタとは?
パラサーフィンフェスタとは、2022年から静波サーフスタジアムで開催している、サーフィン体験会とパラサーフィン大会が一体となったイベント。前回大会から海外パラサーフィン選手も出場する日本で唯一のパラサーフィン国際大会。
ミッション「多様な個性や文化に触れ、豊かな心、住みやすい街をmakeする」目指す世界「誰もが住みやすいまちづくり」 障がいの有無、人種や性別も関係なく誰もがお互いに尊重し合い、時に助け合うそんな世界を目指してイベントを企画している。
第2回 Japan Openの様子
前年の第2回パラサーフィンフェスタ(JAPAN OPEN 2nd)は来場者約3,300人が詰めかけ大盛況に幕を閉じた。カリフォルニア、ハワイ、オーストラリアからも海外選手がエントリーし、約40名のアダプティブサーファーが出場し、国際色豊かな大会となった。
オーストラリアのレジェンドMark Mono Steward 選手が圧巻のチューブライドをなんと2本決め(計20ポイント満点)、会場がものすごい熱気に包まれた。
パラサーフィン・アダプティブサーフィンとは?
生まれつきや事故などによって、身体に障がいをを持っている方が行うサーフィンのことをいい、競技としては、さまざまな身体的個性やチャレンジを持ったサーファーが、オリジナルのスタイルでサーフィンできるようなクラスが計9種類ほどある。
型にはまらない自由なサーフィンを楽しめる点は、サーフィンが持つ競技性の魅力でもある“スタイル”をより引き立たせるパラサーフィンの特色であり、面白さである。選手達のチャレンジ精神、困難を乗り越える創造的な工夫が垣間見れるのも、観客の心を揺さぶるポイント。
2028年のパラリンピック種目となる可能性も高いことから、注目度が高まることが予測されます。2023年の世界大会(27カ国184人以上のアスリートが参戦)で日本チームは、メダル6つ(金メダル1、銀メダル1、銅メダル1、カッパーメダル3)国別7位入賞という結果を残しており、パラリンピックなどの国際大会での活躍が期待される。
様々なスタイルが際立つ
前回大会の様子(伊藤建史郎 選手)
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