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2024.05.27

約12年ぶりに日本導入!三菱「トライトン」は日本人に刺さるのか、識者3名が解説

GSR 全長5360×全幅1930×全高1815mm  540万1000円〜。

1978年誕生の「フォルテ」をルーツに持つトライトン。新型の特徴は耐久性と信頼性を極限まで磨いた独自開発のラダーフレームに、大型ボディと高出力で扱いやすいクリーンディーゼルエンジンを搭載した点。GSR 全長5360×全幅1930×全高1815mm 540万1000円〜。


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世界約150カ国で販売されてきた三菱の1トンピックアップトラック「トライトン」の新型が、約12年ぶりに日本導入!

豪華版のGSRと標準仕様のGLS、ふたつのグレードが用意されライフスタイルや好みに合わせて選択可能。

早速、識者3名にご意見を伺った。

地の果てまで行ける日本仕様

世のSUVの大半は乗用車のモノコックシャシーを元ネタに造られていますが、なかには商用系車両に用いられる梯子型フレームを用いて造られるモデルもあります。

例えばトヨタならランクル系やメルセデス Gクラス、キャデラックのエスカレードなんかがまさにそれ。抜群の悪路走破性はもちろん、とにかく高負荷に強く耐久性にも優れるというのが特徴です。

トライトンは約150カ国で販売される世界一有名な三菱車。それが今回、梯子フレームをはじめすべてが新設計となり、日本市場でも約12年ぶりに発売されました。

一部の諸外国にはワークホースとして超ヘビーデューティな仕様になっていたりもしますが、日本仕様は主にレジャーユースを想定し、耐久性や走破性を譲らず快適性を引き立てるという方向で内装のしつらえや足回りのセットが調律されています。

車体がギッコンバッタンするようなオフロードセクションさえ特段のテクニックも要さず、乗り心地良くスイスイと超えていくサマを体感すると、もう地の果てまでも行けるんじゃないかという冒険心が湧いてきます。

こういう車って、そういう気力を生活に与えてくれるという点でも存在意義は大きいんですよね。
自動車ライター
渡辺敏史

出版社で自動車/バイク雑誌の編集に携わったあと、独立。自動車誌での執筆量が非常に多いジャーナリストのひとり。車の評価基準は、市井の人の暮らしにとって、いいものかどうか。



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