「ザ・コーヒービーンズ」のコーヒーポット。徳島県にある名店のオリジナル。丸みのあるフォルムが見た目に優しくコーヒーブレイクに最適。
「Feel So Goodなモノ語り」とは……▶︎
すべての写真を見る | 「ブローダー」ディレクター 永原太蔵さん セレクトショップのバイヤーを経て、2020年、ブライベルガー エンタープライズを設立。OCEANSでもコラボしたブローダーや大学の購買部など、多彩なプロデュースを手掛ける。 |
年齢を重ねて特に実感しているのが、日常的に使うものこそ、優しく低刺激であることが重要だということ。それは、実際に手で触ればすぐにわかりますが、見た目にもマイルドなのが大切。
やはり角があるものより、どこか丸みのあるもののほうが、なんだか心地がいいんですよね。
「アルネヤコブセン」の置き時計。デンマークのデザイナーが手掛けた「ステーション」シリーズの名作。曲線が美しく視認性も高い。
柳宗理のカトラリー。ステンレスツールの傑作。あらゆる丸みや角度が快適さ重視で設計されていることを実感。
ここ5〜6年は、置き時計でもカトラリーでも、頻繁に使うツールはどこかそんな優しさを持っているものを意識して選んでいます。
「ラントハウス」のタオル。アメリカンコットンを使った日本メイド。吸水性のきわめて高いループ設定で、軽量に仕上げている。
「ルテン」のお香。日本の伝統的な技法で作られたお香で和やかな空気に包まれる。
優れた建築物が、日の光や変わりゆく季節を考慮して作られているように、真に価値あるツールは、使う人の快適さを奥深くまで計算して作られている。
こうしたものを見ると、最近つくづくそう感じます。