「種カジのタネあかし」とは…… ▶︎
すべての写真を見る ーー今年は、例年にも増して寒暖差が激しく、着る服に困っています。 「逆を言うと、すぐ暑くなるよりは重ね着が長く楽しめるわけだから、春アウターがいつも以上に使えますよ」。
ーーなるほど! 着る期間が短くて新調するのさえ躊躇しますからね。着用のトレンチコートは古着ですか? 「アプレッセの今季モノ。上質な素材と古着みたいなやれ感のバランスが絶妙で、しかも軽い着心地だから、 夏を除いたスリーシーズン使えそう」。
ーートレンチコートにデニム&スウェットとは、直球な装いですね。 「ノンノン。遊んでますよ、ムッシュー。アートな気分を楽しんでるんです」。
ーー急なフランス語! あっ、ベレー帽と安齋肇さんのイラストのスウェット。しかも、今日はレコード漁り、ということは、種カジ年イチの“アートの巻”ですね。 「セビアン! 今日は天気もどんよりしたインドアな気分でしたので。デニムはリーバイス517で、コート&スウェットをさらりと合わせ、ありし日のリバー・フェニックスやセルジュ・ゲンズブールをうっすらとオマージュしています」。
ーーさすがコーディネイトの引き出しが多い。まだ肌寒いうちに試したいです。 2/3