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2024.05.25

ファッション

坂田真彦さんのユニークな“モノクロ”の世界「肩肘を張らず、ラフに使えるものが好み」

「ソフネット」のカットソー。大人っぽく着られるロンTとして、細ピッチのマイクロボーダーや袖リブ付きをセレクト。

「ソフネット」のカットソー。大人っぽく着られるロンTとして、細ピッチのマイクロボーダーや袖リブ付きをセレクト。


「Feel So Goodなモノ語り」とは……
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「アーカイブアンド スタイル」代表
坂田真彦さん
古着に造詣が深く、数々のブランドでクリエイティブディレクターとして活躍。そのほか、地元和歌山のラジオ「レディオスナック カム トゥゲザー」のパーソナリティを務める。
モノクロというと、どこかストイックすぎる印象があり、これまであまり取り入れてきませんでした。ですが最近は、情報過多な時代もあってか、逆に削ぎ落とされた白と黒のアイテムが気になるように。

ただ洗練された色ゆえ、肩肘を張らずともラフに使えるようなものが好み。

「テート・モダン」のポスターとスウェット。ロンドンの美術館、テート・モダンで現在開催中のオノ・ヨーコ展のグッズ。

「テート・モダン」のポスターとスウェット。ロンドンの美術館、テート・モダンで現在開催中のオノ・ヨーコ展のグッズ。


例えばちょっとファニーなオノ・ヨーコのポスターや、シックな見た目とは裏腹に普段使いを推奨している作家・吉田直嗣さんの器など。

どちらもモノクロのかしこまった雰囲気を程良く崩し、かつ生活の中にも溶け込みやすい塩梅で気に入っています。

「吉田直嗣」の器。富士山の麓で作陶している現代作家・吉田直嗣氏の作品。モノクロで表現する美しい器に惚れ惚れ。

「吉田直嗣」の器。富士山の麓で作陶している現代作家・吉田直嗣氏の作品。モノクロで表現する美しい器に惚れ惚れ。


こうして好みをふんだんに加えることで、ユニークなモノクロの世界を楽しんでいます。

高橋絵里奈、品田健人、箱島崇史=写真 長谷川茂雄、黒澤卓也=文

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