気持ちを“Reboot”してくれるクロスオーバー「bZ3C」

トヨタ「bZ3C」。車名の末尾の「C」はおそらく「クーペ」を意味か!?　ルーフの突起は最新の運転支援システムを支えるセンサーのひとつだろう。

鮮やかなイエローの「bZ3C」は、クーペSUVといったスタイル。

中国では既にセダンタイプの「bZ3」が販売されているが、車名やフォルムから、そのクロスオーバータイプだと思われる。ちなみにbZ3は、プリウスより若干大きいセダンだ。

同社が「ハンマーヘッド」と呼ぶ、新型プリウスでお馴染みのフロントデザインが採用されているが、よく見ればリアにもハンマーヘッドが配置されている。

トヨタや一汽トヨタなど日本と中国の計4社で共同開発されたbZ3C。

クーペ風でお尻にもハンマーを備えるなど攻めたデザインなのは、恐らくbZ3Cが中国のZ世代をターゲットにしているからだろう。

ステアリング奥のディスプレイとダッシュボード中央のディスプレイくらいしか見当たらない、シンプルなbZ3Cのインテリア。シフトレバーはダイヤル式!?　

開発コンセプトは「Reboot」。パソコンでリブートといえば再起動だが、bZ3Cは「車に乗ったとき、車で移動するときの気分転換」という意味でこの言葉を用いたそうだ。