美肌への道は紫外線対策から
こんにちは。美容愛好家のヒロキです。
美容を仕事にしていると男女問わずよく聞かれるのが、「スキンケアは、何から始めたらいいですか?」という質問です。
結論から言いますと、紫外線対策をやってください!
これに尽きます。紫外線対策とは、UVクリームを塗るということです。
美容の話になると特に男性は、「化粧水は何を使ったらいい?」「洗顔は何がおすすめ?」という話になりがちですが、化粧水や洗顔よりも、まず最初に取り入れてほしいのは、UVクリームです。
いきなりUVクリームなんてハードルが高すぎるという方もいるかもしれませが、実は私も使い始めたのは、32歳の頃から。それまではまったく使ったことがありませんでした。
左は、美容を仕事にする前の32歳頃の写真。日に焼けて、肌が赤くなっています。右は38歳現在の私です。たった6年でも、こんなに肌が変わるんです!
紫外線対策の大切さを知った今では、UVクリームを欠かしたことはありません。美肌作りにも、老化防止にもUVクリームは必須なんです。
紫外線とはなんなのか。UVクリームの大切さや選び方について、説明します。改めて知るきっかけになればうれしいです。
光で老化が進む!? 紫外線の慢性障害
日に焼けた小麦色の肌は素敵ですが、老化予防の観点からいくと、あまりおすすめはできません。
これからの季節、海辺での日光浴は、気持ちがよいですよね。小麦色に日焼けした肌は魅力的ですが、長い目でみると肌の老化の原因に。紫外線対策に必ずUVクリームを塗りましょう。
長年日光を浴び続けていると、皮膚のシミやシワ、ときには良性、悪性の腫瘍が現れてくると、環境省がまとめた資料にも書かれています。
紫外線についてとてもわかりやすく書かれているので、ぜひ一度読んでみてください。紫外線の恐ろしさを実感できますよ。出典:https://www.env.go.jp/content/900410651.pdf
お年寄りの顔や手の甲にみられるシミやシワは、加齢による老化と思われがちですが、実は紫外線による慢性傷害の結果であり、これを光老化(ひかりろうか)と言います。
有名な写真ですが、アメリカで20年以上トラックの運転手をしていた男性の写真を見たことがありますか? これが紫外線による光老化の影響です。
日が当たる窓側の顔の左側だけに、深いシワとたるみが見られます。こちらは世界で権威のある週刊総合医学雑誌掲載のUnilateral Dermatoheliosisより引用。
ここまで深いシワが入ってしまうと、スキンケアなどの自己ケアで戻すことは不可能です。
しかし光老化は、加齢による自然の老化とは異なりますので、適切な紫外線防御対策により、防ぐことができます。その対策の1つが、UVクリームを塗ることなのです。
どんな高価な化粧水や美容液を使うことよりも、まずはUVクリームを塗ることがいちばんの老化対策、美肌作りになるのです!
3/4