「キャンピングカーシーンは盛り上がっているんですよ。キャンプブームの影響もあってか、レンタルの予約も徐々に増えています。卒業旅行などの思い出作りとして借りる学生さんグループもいますね」。
そんな亜美さんを推薦してくれたのは、シェアリング事業の上司に当たる蛯名 修さん。
「めちゃくちゃ優秀で、しかも人たらしなところもあります。聞き方ひとつ取っても、単に『ここがわかりません』じゃなくて、『ここまでやったけど、ここからがわからないんです』と言えるので、会社のみんなから愛されています。あとは、事業部の間に落ちる仕事、やってもなかなか評価されない仕事も積極的に拾ってくれるんですよね」。
学生時代は「NEWSのまっすーに似ている」とよく言われていた蛯名さん。
なお、Carstayでは今年1月に起きた能登半島地震を受けて、20台(累計30台)のキャンピングカーを派遣した。
「ボランティア、インフラ事業者さんなどは現地に泊まる場所がないので、作業が終わると金沢まで戻って翌日また出向くらしいんです。その情報を得て、道路が復旧したタイミングで、オフィス、休憩、宿泊などに利活用できる車両を配車しました」。
亜美さんはオフィスでの手配役だ。カーシェアのプラットフォームに登録しているキャンピングカーは約500台。その中で被災地に派遣するリスクなどを承諾してくれた車両を用意したそうだ。
“家”と言っても過言ではないキャンピングカーのおかげで、利用した人々は大変喜んでいたという。
「買うのはちょっと……」と思っても、まずはレンタルすることによって、「バンライフ」の新しい魅力を発見できるかもしれない。
では、最後に読者へのメッセージをお願いします。
ベースがハイエースなら、普通自動車免許で運転できる。
[取材協力]Carstayhttps://carstay.jp/ja/