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2024.05.07

ファッション

スタイルある人=三浦理志さん!種市 暁さん&渡辺真史さんと“スタイルの定義”をトーク



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オーシャンズにゆかりのある3名をお迎えし「スタイルある人」について徹底討論!

前編ではそれぞれの憧れの人物を紹介したが、後編では「スタイルがある人=トクベツな人」とは限らない!の意見から、仲間に目を向けてみた。

ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ 
ディレクター 渡辺真史さん
新旧の名所案内という目線から東京の“スタイル”を紐解く「渡辺真史のTOKYO探訪」を連載。本対談ではファッション目線で大人のスタイルを深掘りしてもらう。
モデル
三浦理志さん
サーフィンと畑仕事を両立した“サーフ&ノーフ”の暮らしを実践中。連載「ミウラメシ」ではリアルなライフスタイルから生まれたレシピを紹介。養蜂に挑戦したり、調味料作りの会社を設立するなど活躍の場を広げている。忘れがちだが本業はモデルだ。
フリープランナー
種市 暁さん
連載「種カジのタネあかし」では稀有なスタイルを惜しみなく披露。興味の先は食からヴァンライフまで実に幅広く、身体を動かす趣味はサーフィン&スノーボードと横乗り限定。
OCEANS 統括編集長
原 亮太
音楽、アート、落語を好む。カルチャーにリスペクトを抱きつつも、ファッション目線のスタイリッシュ要素も求めてしまうという面倒な性質。酒に対しても最上級の敬意を払う。

「スタイルがある人=トクベツな人」とは限らない!だから、仲間に目を向けるべき!

三浦 みなさん既にお気づきかと思いますが、私、実際には結構ファッションに無頓着で。

種市 はい、全員知ってます(笑)。

三浦 今日着ているオーラリーのセットアップは、スタイリストの菊池陽之介くんがプレゼントしてくれたもの。去年調味料を販売する会社を設立して、こういうのを着る機会がちょくちょく増えてきたからね。

普段は友達のブランドのTシャツとか、パーカとかを着てて。今日のTシャツもお世話になっているウエットスーツのアックス クラシックっていうブランドのもの。そういう感じの無頓着なんだよね。

畑で野菜を育て、収穫して自ら料理。最近は養蜂も同じ畑で。地産地消を自然体で楽しむ“サーフ&ノーフ”なスタイルは僕らの憧れだ。

畑で野菜を育て、収穫して自ら料理。最近は養蜂も同じ畑で。地産地消を自然体で楽しむ“サーフ&ノーフ”なスタイルは僕らの憧れだ。


渡辺 モデルのスタンスとしてはある意味究極ですよ。ノースタイルで、そこにあるものを何でも着て、自分色に染めることができるっていう。

種市 マーシーさん、いいところ持っていくなあ。

三浦 スタイルのある大人は俺だったか(笑)。

 「とある南仏のカフェでの出来事。ビーチ沿いの駐車場に、すごいエンジン音のスーパーカーが乗りつけたんです。その車から出てきたおじさんがすごくカッコ良かった。短パンにビーサンで、襟のヨレたシャツを羽織って。スーパーカーにビーサンかよ!そのギャップと、飾らない自然体のスタイルにやられました」。

 「とある南仏のカフェでの出来事。ビーチ沿いの駐車場に、すごいエンジン音のスーパーカーが乗りつけたんです。その車から出てきたおじさんがすごくカッコ良かった。短パンにビーサンで、襟のヨレたシャツを羽織って。スーパーカーにビーサンかよ!そのギャップと、飾らない自然体のスタイルにやられました」。


種市 福島でスノーボードやサウナをローカルの方々と一緒に楽しむのですが、彼らが僕に対して「種カジ参考にしてます! とか、そのブランド何ですか? カッコイイですね! とか言ってくれたりするんですよ。

でも逆にこちらは、彼らがパタゴニアのジャケットを着て農業やってたり、それをスノーボードのときも着てたりしているのが、カッコいいと感じてる。

破れたジャケットにガムテープを貼って滑っちゃうの、めっちゃいいなと。僕も破いちゃおうかなって(笑)。でもどういう破れ方がカッコいいのかなとか、そういうことばかり考えちゃう。


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