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6つの危険運転。大型連休中に多いのは……?



まず、危険運転には大きく分けて、6種類ある。

1つめは「酩酊危険運転」
酒や薬物など摂取したことで、正常な判断能力が著しく欠如したまま運転しまうことを指す。

2つめは「高速度危険運転」
いわゆるスピード違反のことで、進行を制御するのが難しい高速度で走行する行為。ちなみに、一般道路なら30km/h以上、高速道路なら40km/h以上の速度超過で免許停止となることも覚えておこう。

3つめは「技能欠如危険運転」
運転者に技能がない、あるいは安全に運転できる状態ではないにも関わらず、運転し続けてしまうこと。

程度によるが、認知症の人などが運転することがこれに該当する。また、近年事故が増えている“高齢者の運転”についても技能欠如危険運転に当たるか、ということで議論がなされているそうだ。

4つめは「信号無視危険運転」
言うまでもなく、赤信号を無視する行為は危険以外の何ものでもない。

5つめは「通行禁止道路危険運転」
立ち入り禁止区域、車両通行止め道路、歩道や自転車道、一方通行の道路に進入して運転することなどがこれに当たる。逆走も然りだ。

6つめは「通行妨害目的危険運転」
いわゆる“あおり運転”のことで、近年はマスコミなどでも大きく取り上げられ、社会問題化していることはご存知の通り。この“あおり運転”の中でも、いくつか種類があるようなので後ほど詳しく解説してもらおう。

これら6つの内、大型連休中に件数が増える傾向にあるのが「酩酊危険運転」だという。

「大型連休って、やっぱりテンションが上がりますよね。そうなると、気分が解放されてお酒を飲む人が自然と増えるのでしょう。意外に思うかもしれませんが、飲酒運転が厳罰化された今でも、『微量だったらいいだろう』と軽い気持ちで運転してしまう人って、けっこう多いんです」(松井浩一郎さん、以下同)。


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