芸人・こがけんさん「攻めた配色の振れ幅にグッときます」
約3年前まで、天邪鬼な性格から、ニューバランスを履けなかったという、こがけんさん。
ようやくニューバランスを履いてみたら、その履き心地に虜になったとか。
こがけんさんは、コラボモデルを購入する際、人気関係なくインラインでは出てこなそうなグッとくるカラーリングのものを購入している。
「アクション・ブロンソンとのコラボモデル『990v6 “ラピスラズリ”』は数々のクレイジーパターンのスニーカーを見てきた中で、しっかりとしたコンセプトと挑戦する姿勢が感じられる1足ですね。
基本的に僕は全身のバランス重視なので、攻めた配色のスニーカーは、それに合わせる服を選ぶ過程が楽しくて、これは“まさに”でした」。(こがけんさん)
NEAT デザイナー・西野大士さん「華麗なる 993 コレクション」
「ニート(NEAT)」のデザイナー、西野大士さんがスニーカーを履くとき、決まって足元を飾るのはニューバランスである。その付き合いは20年近くにもおよび、特に「993」への信頼は誰よりも強い。
アメリカ軍×ニューバランスの「993」は西野さんがかなり履いたモデルのひとつ。
「4カラーほどリリースされたと記憶していますけど、そのひとつですね。僕がブルックス ブラザーズにいたときに購入したもので、だいたい2012年頃だったと思います。ニューバランスのミリタリーモノってだけでもうグッときますよね」。(西野さん)
スタイリスト・梶 雄太さん「ニューバランスは正統派」
アディダス、ナイキ、コンバース、ヴァンズ……。スタイリストの梶 雄太さんは職業柄、尋常ならざる数のスニーカーに触れてきた。
ただ、今実際に足を通すモデルは以前と比べると限定的だという。そのラインナップの中にニューバランスは、変わらず残り続けている。
その魅力を梶さんは、いちばん正統派なスニーカーだと語る。
所有するニューバランスのなかでも「574」は最近よく履いているみたいで……
「なんとなくこれで散歩してみたら、すごく履き心地が良かったんです。もちろんこれまでに足を通したことはありますし、ド定番なのもよく知っていますけど、なんていうんだろう。美味しい料理をいろいろ食べてきたけれど、結果、味噌汁がいちばん落ち着くみたいな感覚だったんです。
足し算が一般的な世の中において、むしろ“ありのまま”の「574」は、年を重ねた今の自分にフィットするモデルなのかなと思います」。
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