ここからが本番！マイナス45kgを実現できた理由

 ▲食事制限で1日1万カロリーを3500カロリーに減らした当時のメニュー

――停滞期はどうやって抜けたんですか？

食事管理ですね。からあげ定食を焼き鯖定食にするなど、揚げものをやめてシンプルな調理法を選ぶようにしました。3大栄養素もしっかり調べて、カロリーも計算し、夜に摂取する糖質を抑えました。

あとは筋トレと有酸素運動を本格的に取り入れました。筋トレはビッグ3と呼ばれる「スクワット」「ベンチプレス」「デッドリフト」で、有酸素運動はエアロバイクとランニングです。

職場に体育館があって簡単な筋トレはできたんですよ。そこで休憩の時間にバーベルでトレーニングしたり、エアロバイクで有酸素運動をしてましたね。

――ランニングはどれくらい？

体重が90kgを切ったくらいから体が軽くなり、難なく走れるようになったんです。ただ走るのはつまらないので、ハーフマラソンの参加を目標にして。

職場近くに松本空港があったので、空港の円周10キロを活用して、少しずつ距離を伸ばして行きました。結果、ハーフマラソンに出場して20キロを1時間49分で完走できました。



――すごい記録じゃないですか……！ハーフマラソンにも出られる体になり、結局、何kg減量できたんですか？

食事管理と筋トレ、有酸素運動を続けて、結局2年間で120kgが75kgになりました。マイナス45kgの成果で、簡単にいうと女性ひとり分を減量したことになりますね。

――その間、モチベーションはどう保ちましたか？

やっぱり見た目が変わり「カッコよくなった」って周りから褒めてもらう機会が増えたんです。鏡で見る自分の腹筋が割れているのも気分が良かったし。自分の体の変化がモチベーションでしたね。

食事制限と有酸素運動だけで短期間で痩せると、げっそり見えてしまうんですよ。でも、筋トレをちゃんと組み入れたことで、見栄え良く減量できたと思います。