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2024.04.20

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映えない。でもメチャ美味い! 韓国の地元民が溺愛する「チヂミ」の名店を特別公開



連載「男に刺さるソウルフード」とは……

韓国版お好み焼きのとも言える、チヂミ。日本人にも親しみ深いメニューだけれど、本場のチヂミはひと味違う。

今回は、韓国の人気セレクトショップで働く隅谷洋平さんに、地元のオススメ店を案内していただく。

【写真13点】「韓国の地元民が溺愛するチヂミの名店を特別公開」を写真でチェック
案内人はこの方!
隅谷洋平●1978年生まれ。’98年にビームス ジャパンのオープニングスタッフとして入社し、新宿のビームスジャパン、丸の内店、銀座店を経て、’17年に韓国のソウルへ移住。現在はセレクトショップ「バーバーショップ(BARBERSHOP)」のスタッフとして活躍。休みの日も古着店を巡るほどの服好き。韓国グルメにハマり、移住してから体重は10kg増。韓国人より辛いものを食べる。ジョン・サンウク=写真

隅谷洋平●1978年生まれ。’98年にビームス ジャパンに入社し、新宿のビームスジャパン、丸の内店、銀座店を経て、’17年に韓国のソウルへ移住。現在はセレクトショップ「バーバーショップ(BARBERSHOP)」のスタッフとして活躍。休みの日も古着店を巡るほどの服好き。韓国グルメにハマり、移住してから体重は10kg増。韓国人より辛いものを食べる。Instagram:@sumitani78

雨の音がしたらチヂミを食べにいく韓国人

こんにちは、隅谷です。前回のタットリタンはいかがでしたか? 今回は日本でも人気の韓国グルメ、チヂミを紹介します。

実はソウルでは“チヂミ”という呼び名はあまり使われていません。もともと釜山のある南、慶尚道地方の方言として使われていた呼び名が日本に伝わり定着したという話があります。

ソウルでは「ジョン」「プッチンゲ」「ピンデトック」と呼ばれているものが日本人の想像するチヂミにあたります。

どれも作り方や材料が違いますが……「ジョン」は素材に、小麦粉やニンニク粉末などの調味料を混ぜたミックス粉と溶き卵をつけて焼いたもの、「プッチンゲ」はカットした素材を同じくミックス粉と水などの生地と混ぜてから焼いたもの、「ピンデトック」は小麦粉ではなく緑豆粉に素材を混ぜて焼くもの、といった感じですね。

材料や作り方を見ると、日本人にとっては「プッチンゲ」がいちばんチヂミに近いかもしれません。

こちらは今回いただいたジョン。

こちらは今回いただいたジョン。


いずれにしても日本でいうお好み焼き的なものと捉えていただければ良いかと思います。要するにどれも美味しそうです(笑)。

焼いているとパチパチと油の跳ねる音が心地よく聴こえます。まるで雨が降る音のように……。

これは嘘のような本当の話ですが、韓国人は雨が降ると「チヂミを食べに行きましょう」となります。韓国あるあるです。


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