連載「男に刺さるソウルフード」とは…… 韓国旅行を楽しむ日本人に大人気のタッカンマリ(鶏の水炊き)。ソウル・東大門には名店がひしめく“タッカンマリ横丁”が存在するほど有名だ。
だが韓国在住の元ビームススタッフ・隅谷さんはローカルが行く美味い店は別のエリアにあるという。
【写真13点】「タッカンマリ通りのローカルが行く隠れた名店」の詳細写真をチェック 案内人はこの方! 隅谷洋平●1978年生まれ。’98年にビームス ジャパンのオープニングスタッフとして入社し、新宿のビームスジャパン、丸の内店、銀座店を経て、’17年に韓国のソウルへ移住。現在はセレクトショップ「バーバーショップ(BARBERSHOP)」のスタッフとして活躍。休みの日も古着店を巡るほどの服好き。韓国グルメにハマり、移住してから体重は10kg増。韓国人より辛いものを食べる。
こんにちは隅谷です。
ソウルの美味しいお店を紹介していますが、
前回のナクチポックンはどうでしたか?
メニューがややマニアックだったかも知れませんので、今回は定番人気のタッカンマリを紹介したいと思います。
タッカンマリは日本でも有名なメニューのひとつ。鶏を一羽丸ごと茹でる水炊きに近い料理ですね。
ソウルでタッカンマリと言えば、東大門にあるタッカンマリ通りが有名です。「陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ」などの人気店をはじめ、この通りには日本人しかいないのでは? というほど観光客が行列に並んでいます。
しかし、ソウルの人が行くタッカンマリの名店は、実はほかにあります。それが「ペップジャンチッ(백부장집)」です。
2/3