「珍稀車図鑑」とは…… OCEANS世代に刺さる珍しい&稀少な車(珍稀車)を掘り下げる本連載。
今回、鹿田能規さんが潜入したのは、旧車の祭典「ノスタルジック2デイズ」だ。
【写真9点】「珍稀車ハンターが旧車の祭典で出合った至高の6車」を写真でチェック 案内人はこの方! 鹿田能規さん●関西と関東に拠点を構えるエスアンドカンパニー。スーパーカーからノスタルジックカーまでクルマ作りの第一人者として全国にその名を馳せる。www.s-company.jp
大人こそハマる旧車の祭典にGO!
ども。珍稀車ハンターの鹿田です。最近イベントばかり回っていまして、今回も日本最大級の旧車の祭典「ノスタルジック2デイズ」に足を運びました。旧車っていうと、当時を知らない若い人たちに人気ですが、僕はOCEANS世代こそハマると思うんですよ。
まずは挨拶代わりの1台を。これ、なんだか分かりますか?
デ・トマソ・パンテーラをアゲて、オフロードタイヤを履かせて、ライトを備えたカスタムカー。
僕もね、実は後ろに回ってエンブレムを確認しないとわからなかった。デ・トマソ・パンテーラのカスタムカーです。パンテーラといえば、70年代スーパーカーを代表する1台ですよ。
当時ランボルギーニ・ミウラを作って一躍有名になったエンジニア(ジャン・パオロ・ダラーラ)をデ・トマソ社が引き抜いて、アメリカ市場でフォード社の販売網を利用するために、フォード製V8をミッドに載せた、異色のスーパーカーです。
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